NEC、構造物の内部劣化を映像から推定する技術……世界初開発
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独自の映像・画像処理技術を活用し、道路橋などのインフラ構造物の表面振動を撮影・計測・分析することで、亀裂・剥離・空洞などの内部劣化状態の推定を可能にした。映像中の物体の微小な動き(振動)を高速かつ高精度に検出できる技術により、表面振動から内部の劣化状態を推定する。同社の「超解像技術」「映像・画像鮮明化技術」「4K超高精細映像高圧縮技術」の開発などで培った映像・画像処理のノウハウを応用しているという。
これにより、点検にともなう作業や道路の交通規制を減らし、劣化診断コストを従来手法と比べ約1/10以下にすることが可能となる。今後は本技術の実証を進め、2015年度中の実用化を目指す。