防犯システムの基本 Vol.4~ダミーカメラの有効性 | RBB TODAY

防犯システムの基本 Vol.4~ダミーカメラの有効性

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外観からダミーカメラを見分けるのはかなり困難。詳しい人であれば、設置状況や配線処理からの判断も不可能ではない。
  • 外観からダミーカメラを見分けるのはかなり困難。詳しい人であれば、設置状況や配線処理からの判断も不可能ではない。
  • ダミーカメラを本格的に設置するメリットは少なく、せっかく工事するのであればキチンとした本物のカメラを設置すべき。
 「ちゃんとした防犯カメラは高い」「単に設置して警告としたい」「抑止効果があればいい」というような状況で、本物の防犯カメラではなくダミーの防犯カメラを設置しているケースがある。

 どちらかといえば個人設置プラスアルファのレベルで多いようだが、実際にダミーのカメラはどの程度効果があるのだろうか。具体的には自宅やマンションの駐車場・駐輪場に設置してイタズラやトラブルの防止にしたいという目論見が多いようだ。

 ただし、ダミーカメラそのものを適当に選んだりすると、素人から見ても「ニセモノだ」とバレる可能性も否定できない。中には「録画中ですよ」という赤いLEDが光る製品もあるが、そもそも本物の防犯カメラでもこのようなLEDが光らないタイプも存在する。ちょっと知ってる人が見たら即バレの可能性もあるわけだ。

 もちろん設置状況も重要だ。ダミーカメラはほとんどハリボテで配線がないモデルも多い。それに気づかずコンクリートの支柱やマンションの壁面に貼り付けてしまうと「いかにもこれだけ後から貼り付けました」と思われてしまう。本物の防犯カメラは、壁面に穴を開けて配線を通すので、外壁のコンクリート部分などには設置しにくいのだ(建築当初から配線を考慮している場合は除く)。ダミーカメラのためだけに壁に穴を開けてそれっぽく加工するわけにもいかないので、設置場所は特に注意する必要がある。

 もし威嚇効果を狙ってダミーカメラを設置するのであれば、壁面を這う配線カバーをそれっぽく引くような周到さは欠かせない。むしろ、そんな手間をかけるのであれば本物のカメラを設置してしまった方がいい気もするが・・・。

 理想をいえば本物の防犯カメラシステムを構築した上で、なおかつダミーカメラを混ぜるという方法が比較的バレにくく効果を発揮しやすい。もちろん、ダミーなどなく全部ちゃんとしたカメラである方が望ましいのは確かだ。その際も、既存のカメラと並べて違和感の少ないダミーを使うなど、「防犯カメラを意識する人の目線」を重視したい。
《防犯システム取材班/宮崎崇》

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