なお、「子供鍋」として好まれているのは、スープの味がしっかりとした洋風メニュー。中でも、代表格となっているのが「トマト鍋」と「カレー鍋」だ。見た目が華やかな上に、野菜をおいしくしっかり食べられるメニューは、主婦の間では特に人気が高い。 一方、「大人鍋」として好まれているのは、「寄せ鍋」、「塩鍋」、「白湯鍋」といった、旨味そのものが楽しめるメニューだという。スープ自体はシンプルで旨味があるものを使用し、取り皿に塩麹やゆず胡椒といった調味料を取り入れてアクセントを加える。最近では自作の調味料や高級調味料の取り寄せなどがブームとなっており、アレンジのバリエーションも増えているようだ。■子供鍋のアレンジではユニークなデコ鍋も こうした状況を踏まえて、トレンド総研では大人鍋と子供鍋のアレンジ例も提案している。 子供鍋のアレンジ例では「妖怪ウォッチ ジバニャン鍋」を提案。子供に食べさせたい鍋No.1のトマト鍋をベースに、人気キャラクターのジバニャンを再現。顔の白い部分にはチーズを載せ、耳や鼻にはハム、眼にはじゃがいもと海苔をあしらった。このようにデコレーションされたトマト鍋を作るには、トマトの赤色を邪魔しない食材をセレクトするのがポイントとなる。 一方、大人鍋のアレンジ例としては、寄せ鍋の取り皿に調味料をトッピングした「味変わり寄せ鍋」を紹介。鍋自体は一般的な寄せ鍋とし、ポン酢にかぼすを絞って風味を追加。さらに、ゆず胡椒やもみじおろしを添えることで、味の変化を楽しめるようにした。
「タレント人気度」男性は11連覇のサンドウィッチマン、女性は綾瀬はるかで通算18回目のトップ
