鈴木おさむ氏、規制強まるテレビの現状明かす……「出来ないこと増えている」 | RBB TODAY
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鈴木おさむ氏、規制強まるテレビの現状明かす……「出来ないこと増えている」

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 お笑いトリオ・森三中の大島美幸の夫で放送作家の鈴木おさむ氏が4日、自身のブログを更新。規制が強まっているテレビの現状を明かしている。

 若者を中心にテレビ離れが深刻化しているとされる現在。「テレビがつまらなくなった」といった声はそこかしこから聞こえてくるが、面白くない番組が増えてしまっている原因のひとつとして、テレビ局による自主規制が挙げられることも少なくない。今年1月放送のフジテレビ系「ワイドナショー」では“面白いテレビ”についての議論が交わされ、ダウンタウンの松本人志もテレビ局の規制が一昔前より強化されている現状を指摘し、撮影現場で面白かった話もカットされてしまい、挙句、自身の関わるバラエティ番組も不満な内容になってしまう場合が増えたことを嘆いた。

 そんなテレビ業界で活躍する鈴木氏だが、今回、ネット動画の制作やその後の宣伝などを手がける「渋谷クリップクリエイト」なる新会社を立ち上げたという。鈴木氏は社外取締役を担当するとのことで、「今までの僕のテレビでやってきた作り方を動画の正解にもっと流しこんだり、テレビ制作をしているディレクターを導入したりして お金かけなくても作れる動画とか お金かけたら、こんなくだらないものが作れるとか 自分の中では、『テレビでギリギリ出来ないこと』をキーワードにするつもりです」と、プランを明かすとともに、「テレビって今、ギリギリ出来ないこと増えているんですよね」と、テレビ業界の現状について語った。

 現状のテレビ局の規制とは鈴木氏いわく、「例えば、パワースポット一つ取り上げるにしても、パワースポットと堂々と言って取り上げちゃいけない局もあるし、色んな規制がある」という。そのため、どうしても番組作りは難しくなっているのだという。

 テレビで出来ないことをネットで実現するために、今回の新会社を立ち上げた鈴木氏。テレビ局の規制が強まる昨今、同じようにテレビを窮屈に感じた人材が活躍の場を求めてネットに流れる状況は今後も続くのかもしれない。
《花》
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