下り最大150Mbpsのキャリアアグリゲーション、複数スマホが対応予定……KDDI質疑応答 | RBB TODAY

下り最大150Mbpsのキャリアアグリゲーション、複数スマホが対応予定……KDDI質疑応答

ブロードバンド 回線・サービス

KDDI 技術統括本部長 執行役員常務 内田義昭氏
  • KDDI 技術統括本部長 執行役員常務 内田義昭氏
  • KDDI 技術統括本部 技術規格本部 モバイル技術企画部長 吉田智將氏
  • キャリアアグリゲーションの特徴
  • LTE-Advancedの主要技術
  • 800MHz帯のLTEは全国実人口カバー率99%を越えたとのこと
  • 2.1GHz帯も順次拡大中
  • 下り最大150Mbpsエリアが拡大
  • 2020年、5Gへ向けてのロードマップ
 KDDIは21日、異なる周波数帯の電波を同時に利用するキャリアアグリゲーションを今夏から導入すると発表した。ここでは、発表会に登壇したKDDI 技術統括本部長 執行役員常務 内田義昭氏、KDDI 技術統括本部 技術規格本部 モバイル技術企画部長 吉田智將氏らの質疑応答と囲み取材の様子を紹介する。

――150Mbpsのサービスというとドコモが先行しているが意識していたのか

内田氏:技術のトレンドとして新しいものを提供したいという思い。ドコモを意識してというわけではない。

――キャリアアグリゲーションはauが初導入だが、先行導入できた理由は

吉田氏:auは昔から2.1GHz帯と800GHz帯のデュアルバンドでエリアを作るようにしており、展開が早かったことが先行導入に繋がったのではないかと考えている。

――他キャリアに対して先行者優位はどのくらいあるのか

吉田氏:auは2.1GHzを今年度中に実人口カバー率90%、800MHzで99%を実現している。他キャリアの整備スピード次第だが、我々は苦労して99%にしたので、比較的長い間優位が保てるのではないか。

――WiMAX 2+もあるがどのように使い分けていくのか

吉田氏:検討はしているが今日は言えることがない。

――海外ではキャリアアグリゲーション対応はモバイルルーターのみというキャリアもある。auでは対応スマホが出るのか、また、選べるほど出てくるのか

吉田氏:スマホに搭載するが、機種数は申し上げられない。1つではなく複数ということで今日のところは勘弁して欲しい。

――実効速度はどのくらいになるのか

吉田氏:数字を言うのは難しいが、フィールドで測定はしていて、結構出ているという感想。加入者数によるのでドコモのBand3に勝つ時もあるのではないか。

――20MHz+20MHzの220Mbps対応のキャリアアグリゲーションをしたいとのことだが時期は

内田氏:20MHz+10MHzが先になるのかなと考えている。標準化が終わったあとに対応することになると思う。

――eICICについて、今年度中に対応できるのか。また、その場合新規対応端末が必要なのか

内田氏:年度内には実装できるのではないかと思う。
吉田氏:基本的には新規の端末は必要ないと考えている。

――キャリアアグリゲーションには基地局同士の連携が必要だということだが具体的にどのような方法なのか

吉田氏:連携は基地局同士をケーブル接続で行う。今のところは同じベンダーの基地局を繋ぐ形でやっている。

――仮に明日対応機種が出れば、明日からキャリアアグリゲーションが使えるということか

吉田氏:できる地域もある。

――最初はどこの地域から使えるようになるのか

吉田氏:また発表するが、都市部でもやっていくと考えてもらっていい。

――キャリアアグリゲーション対応機種は消費電力が大きくなるのではないか

吉田氏:確かに大きくなるが、スループットが速くなり通信時間は短くなるのでその部分とのトレードオフということになるだろう

――下り速度の理論値は150Mbpsだが、上り速度はいくつなのか

吉田氏:上りはどちらかの1バンドを使うので、25Mbpsというのが最大となる。

――将来的に3バンドキャリアアグリゲーションについて考えはあるか

内田氏:今標準化が進んでいるところだ。

――車や新幹線など高速移動中でもキャリアアグリゲーションできるのか

吉田氏:高速移動でもキャリアアグリゲーションできるという試験を行っている。

――1.5GHzでキャリアアグリゲーションというのは考えているか

吉田氏:将来的にはあると考えているが今は800MHzと2.1GHzだ。

――iPhoneなどの端末ではキャリアアグリゲーションに対応するのか

吉田氏:端末次第というところだが、可能性はあると考えている。
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