人気エッセイスト、大型書店とのトラブル告白……「私は怒りで震えています」 | RBB TODAY

人気エッセイスト、大型書店とのトラブル告白……「私は怒りで震えています」

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 エッセイスト・能町みね子さんが6日、大型書店チェーンのある店舗とトラブルがあったことをTwitterで告白している。

 能町さんは2005年、「オカマだけどOLやってます。」というブログで性同一性障害である自分が女性として生活する上での体験談を描き、人気を獲得した。現在は、恋愛に重きをおかない女性を描いた「くすぶれ!モテない系」(ブックマン社)、「縁遠さん」(メディアファクトリー)や、各雑誌の特色を分析した「雑誌の人格」(文化出版局)と幅広いテーマで著作を発表している。

 能町さんは、ある書店で自身の著作が全て“ドロップアウト”というコーナーに置かれていたと語る。同コーナーには、「完全自殺マニュアル」(鶴見済、太田出版)といった落伍にまつわる本が集まっていた。能町さんは、自分が会社員をやめて現在の職業についていることはドロップアウトかもしれないが、著作においてドロップアウトを語った覚えはないと宣言。それなのにドロップアウトのコーナーに著作が置かれているということは、当該店舗では著者が性転換をしたことを“ドロップアウト”とみなし、著作もそのように扱ったのではないかと憶測している。

 どんな著作を出そうと、その書店にとって自分は「性転換をした落伍者」であるようだと能町さんは感じている。「大きな組織からこんなに露骨に差別をされたのは初めてです。文字通り私は怒りで震えています」と強い怒りを示し、怒りを感じているのは、その書店チェーン全体ではなく、あくまで問題の店舗だけだと補足した。

 また、当該店舗に抗議しにいったところ、「担当者に伝えます」と言うばかりでメモさえ取っていなかったそう。なお、現在能町さんの著作は配置が変わっているそうだ。

 ネット上では、「著者の生き方を書店がカテゴライズするなんて」「少しでも読んだことがあるなら、ドロップアウトなんてテーマにしていないことがわかる」と能町さんの怒りに賛同する声が上がっている。
《原田》

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