講談社は2014年1月1日0時より、Facebookを使った元旦広告を発信開始した。国内および海外9つの国(台湾、韓国、香港、タイ、インドネシア、イタリア、アメリカ、フランス、スペイン)と地域に向けたものとなる。 従来の出版社の元旦広告は、新聞を中心に展開されることが多かったが、講談社ではFacebookを用いることで、元旦広告を世界各国にも配信するのが狙い。なお国内の出版社としては初の試みだという。 広告のメインビジュアルは、人気コミック作品『進撃の巨人』(著:諫山創)で、各国語で「人類は団結して巨大な敵と戦うべきである」というキャッチとともに、巨人に挑みかかる調査兵団の姿が広告に描かれている。そのため、Facebook広告配信対象は、『進撃の巨人』を翻訳出版している国と地域となっている。 また、広告から誘導される「進撃の謹賀新年」サイトでは、各国語のメッセージをFacebook・Twitterでシェアすると、調査兵団が巨人の弱点である“うなじ”に切りかかるアクションが楽しめる。さらに、複数の言語でシェアすることで、巨人に変化も現れるという。