ソニー、4K映像制作の総合支援施設を英国パインウッドスタジオ内に開設 | RBB TODAY
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ソニー、4K映像制作の総合支援施設を英国パインウッドスタジオ内に開設

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英国「パインウッドスタジオ」
  • 英国「パインウッドスタジオ」
  • 米国ハリウッドDMPCのスタジオセットでのトレーニング風景
  • ソニーが世界展開する「映像制作支援施設」拠点
 ソニーは21日、英国の映画製作コミュニティの中核である「パインウッドスタジオ」(バッキンガムシャー)内に、4K映像制作などの支援施設「デジタルモーションピクチャーセンター・ヨーロッパ(DMPC(E))」を開設することを発表した。開設は9月の予定。

 DMPC(E)は、映画監督や撮影監督、映画撮影技師に加え、機器レンタル会社などのポストプロダクションスタッフ、フリーランスの機器オペレーターなど、映画制作やテレビ向け映像制作関係者を幅広く対象にした施設。さまざまなプログラム・コースやディスカッションの場を用意し、デジタル映画制作における撮影から編集を通じたコンテンツの完成までを含めたワークフローについて、ソニーの最新4K制作機器などを用いて実際に操作をしながら、各種トレーニングすることが可能。

 DMPC(E)では、業界最高画質の4K映像を撮影できるCineAltaカメラF65や、4K撮影を映画からテレビ制作まで広げるCinaAltaカメラF55、F5を使用しての制作から、4Kコンテンツ編集領域でのワークフローや、業務用4Kモニターでの映像確認まで、ソニーの最先端4K・HD映像制作機器を揃える予定。

 ソニーは、米ハリウッド、印ムンバイ、中国北京に、さまざまな映像制作の支援を目的とした施設を保有している。今回のDMPC(E)の開設を通じ、高画質4K映像制作などのデジタル映画制作市場環境をグローバルに拡大するのが狙い。
《冨岡晶》
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