【ケーブル技術ショー2013 Vol.1】パナソニック、最新STBを参考展示……スマホ・タブレット連携機能を強化 2ページ目 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

【ケーブル技術ショー2013 Vol.1】パナソニック、最新STBを参考展示……スマホ・タブレット連携機能を強化

ブロードバンド その他
「ケーブル技術ショー2013」のエントランスゲート
  • 「ケーブル技術ショー2013」のエントランスゲート
  • イベントホールの様子
  • パナソニックのCATV対応STBシリーズが一堂に揃った
  • HDD/BD内蔵型のフラッグシップSTB最新機種を参考展示。発売は11月頃を予定している
  • 本機はトリプルチューナー仕様。テレビで1番組を視聴しながら、2台までのスマホ・タブレットへ同時に番組配信が行える
  • パナソニック製STBの対応機種で利用できるプレーヤーアプリ「DiXiM CATV Player」の画面
  • 現行のHDD/BD内蔵STB最上位機「TZ-BDT910M」で「DiXiM CATV Player」のデモを披露
  • スマホ・タブレット連携を充実させた無線LAN対応ケーブルモデム「TZ-CMP01M」は9月からCATV事業者を通じて販売が開始される
 同社でアプリを開発し、STBの利用者へ無償配布を行う理由について「テレビをより楽しく快適に視聴できるリッチサービスを提供し、広めていくことができれば、CATVサービスの解約防止につながる。またアプリに対応するSTB上位機への乗り換えも促進できると考えている」(同社スタッフ)と説明する。なお、現行のパナソニック製STBでは「TZ-BDT910」「TZ-HDW611」「TZ-HDW610」の3シリーズだけが「DiXiM CATV Player」との連携に対応する機種となっている。

 さらにアプリではウェブブラウジングも行え、テレビ放送とブラウザを2画面表示しながら、テレビの放送内容をブラウザで検索して詳細を調べるといった楽しみ方もできる。

■テレビ無しでもCATVがスマホで楽しめる - 無線LAN対応ケーブルモデム

 7月下旬に同社から報道発表された、無線LAN対応のケーブルモデム新製品「TZ-CMP01M」の実機も展示された。本機は最新規格のDOCSIS3.0に準拠したケーブルモデムに、IEEE802.11a/b/g/n準拠の無線ギガビットLANルーターと、ケーブルテレビ用の地デジ/BS/CATVチューナーまでも一体化した製品。チューナーが内蔵されたことで、無線LANに接続したDLNA/DTCP-IP対応のスマートフォンやタブレットなどをモニター代わりにして、家庭内の様々な場所でケーブルテレビの視聴が楽しめるようになる。

 同社スタッフの説明によれば「自宅にインターネットは入れるけれど、テレビは置かないという一人暮らしの若者が増えている。このような方々に向けて、無線環境の導入とともに、スマートフォンやタブレットを使って気軽にケーブルテレビが楽しめるライフスタイルを提案することも、本機を開発した目的の一つ」であるという。

 本機には今のところテレビ録画の機能は搭載されていないので、テレビの楽しみ方は放送中番組のライブストリーミング視聴が中心になるが、将来はファームウェアのバージョンアップにより、外付USB-HDDへのテレビ録画機能を追加することも予定されている。

 先述のDLNA/DTCP-IP対応プレーヤーアプリ「DiXiM CATV Player」にも対応しており、iOSデバイスではより快適なテレビ視聴が楽しめる。今回のイベント会場では、アプリにニコニコ実況との連携機能を組み込んだサービスイメージのデモンストレーションが行われていた。本機能については「今後反響をみながら採用を検討していく」(展示スタッフ)という。
《山本 敦》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top