ソフトバンク「スマホ時代のネットワークNo.1へ」……モバイルネットワークに関する取り組み | RBB TODAY

ソフトバンク「スマホ時代のネットワークNo.1へ」……モバイルネットワークに関する取り組み

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ソフトバンクが考える、スマホ時代のネットワーク
  • ソフトバンクが考える、スマホ時代のネットワーク
  • プラチナバンド基地局は3月末で20,000局に
  • 音声接続率
  • スマホの利用はデータ通信が主
  • 過去5年で、データトラフィックは60倍に
  • 小セル化でトラフィックを分散させることが重要だとした
  • 小セル化で基地局数を一気に増やしている
  • Wi-FiスポットやAXGP基地局にも注力
 ソフトバンクモバイルは21日、モバイルネットワークに関する説明会を開催。同社の孫正義社長が登壇し、ネットワーク環境に対する取り組みや現状についてプレゼンテーションを行った。

■“つながる”とは? 接続率とは何なのか

 「スマホ時代のネットワークNo.1へ」と題された同プレゼンで、孫社長はまず、「昨年春に(プラチナバンド)の許認可を受け、そこから垂直立ち上げをして基地局を建設してきた。この短期間で作った基地局の数としてはギネスブックものではないか、というくらいのスピード。当初、(2013年3月で)16,000局を目指すという開設計画を総務省に提出していたが、大幅に前倒しで達成した。今月末には20,000局になる」と、2月の決算発表会でも強調していたプラチナバンドの基地局数について、3月末時点の見通しとともに説明。

 その上で、「基地局の数を誇ってみても、つながらなければ意味がないじゃないか、とも言われる。今日は数を誇るのではなく、実際の電波の接続率について、具体的に数値で報告したい」とし、最近同社がTVCMで展開している“接続率”に関することも含め、“スマホ時代におけるつながりやすさとは?”という部分について改めて説明を行った。

 接続率に関しては、“音声”と“パケット(データ)”に分けて説明。音声接続率は、イプソス社という第3者調査機関が調査。無作為に選んだスマホ利用者12,400人に事前承諾を得て、月に15回ずつ実際に電話をかけ、それがつながったかどうかを集計。合計で月間19万件のテストを行って出している数値だという。ソフトバンクモバイルは昨年7月末の段階では3キャリア中最下位だったが、直近の数値(3月12日)では接続率98.4%で1位になっている。「直近の状況ではNo.1になった。もちろん毎日No.1ではないが、少なくとも1位2位に確実に絡むようになった」とのこと。

■パケット接続率こそが重要

 パケットの接続率は、要するにストレスなくWebにつながるのか、というところ。計測には、ソフトバンクのグループ会社でもあるAgoop社が特許を出願している、月刊1.5億件のアプリ通信ログを収集する技術を利用。同技術を搭載する、ヤフーの防災速報とAgoopのラーメンチェッカーを利用の各社プラチナバンド対応スマホ(各36,000台を無作為抽出)のデータを分析した。これについても、「最近のところ着実にNo.1になってきた」と自信をみせた。

 そんな中、孫社長は、スマホの利用は実に約80%がデータ通信利用であり、スマホ時代におけるつながりやすさとは、パケットの接続率こそが重要であるとの考えを示した。同社の事例を取ってみても、過去の5年間でデータ通信量は約60倍もの伸びをみせており、同社のモバイルネットワークに関する取り組みは、「パケット通信のためのネットワーク強化に集約されると言ってもいい」とするほどだ。

《白石 雄太》

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