フォトイメージングの総合イベント「CP+ 2013」が31日に開幕!……今年のトレンドや見所は? | RBB TODAY

フォトイメージングの総合イベント「CP+ 2013」が31日に開幕!……今年のトレンドや見所は?

IT・デジタル デジカメ

「CP+ 2012」の様子
  • 「CP+ 2012」の様子
  • デジタルカメラマーケットでは日本メーカーが奮闘している
  • トレンド① OS搭載機
  • トレンド② 一眼動画
  • トレンド③ ミラーレスカメラ
  • トレンド④ 高級コンデジ
  • トレンド⑤ カラーバリエーション
  • プロ向け動画エリアを新設
 アジア最大級のフォトイメージング総合イベント「CP+(シーピープラス)2013」が1月31日~2月3日、パシフィコ横浜にて開催される。今年のテーマは“ワールドプレミア つながる世界、広がるフォトイメージング”。開幕に先立ち、同イベントを主催する一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は事前説明会を開催。今回の「CP+ 2013」について見所や考え方を説明した。

■日本のものづくりを発信

 説明会ではまず、デジタルカメラのマーケットにおいて、世界でも日本メーカーが非常に高いシェアを維持していることを紹介。“日本のものづくり最後の砦”とも言われるデジタルカメラの魅力をしっかりと発信し、市場を盛り上げていきたいとした。ワールドプレミア(新製品発表)の実績についても、「CP+」はCESやphotokinaに負けておらず、2012年は最多51機種が発表された。今年も多くの新製品発表が期待される。

■5つのトレンドに注目

 次に「CP+ 2013」が考える5つのトレンドが発表された。1つ目は「OS搭載機」。Android搭載のデジタルカメラが登場し、スマホと同じ手軽さで撮影した写真が共有できたり、加工できるようになった。この流れは加速していくとみられる。2つ目は「一眼動画」。ハイエンドモデルでは、フルHD動画を秒60コマで撮影できる機種も出てきており、豊富なレンズ郡が使えることもムービーにはない魅力で注目されている。「CP+ 2013」ではこの「一眼動画」を大きくフィーチャーし、制作の実践や理論を学ぶ「プロ向け動画セミナー」や制作事例を解説する「日本広告写真家協会(APA)動画シアタートーク」などを実施する他、展示ホール内に「プロ向け動画エリア」を新設する。

 トレンドの3つ目は「ミラーレスカメラのラインナップ充実」。ノンレフレックス(ミラーレス)カメラにも各社から参入が相次いでおり、特に女性ユーザーの支持が高く市場成長が期待されているという。4つ目は「高級コンパクトカメラ」。かつては小型・軽量・低価格が特徴だったコンパクトカメラに、高機能・高質感・高価格の新ジャンルが生まれている。5つ目は「カラーバリエーション」。スマホ同様にカメラも常に携帯するという人が増えており、ファッションの一部としてカラーコーディネーションを楽しめることが重要になっている。

■一眼動画など、大幅に強化。新しい取り組みも多数

 「CP+ 2013」ではこうしたトレンドも踏まえ、展示やセミナーなどを強化。特に先ほども述べたが「一眼動画」関連は大きく強化される。新設の「プロ向け動画エリア」では、DSLRムービーをはじめ、写真レンズの描写力を生かしたムービーカメラや、演出力を高めるための周辺機器、編集ソフト等を展示する。「プロ向け動画セミナー」では、映像プロデューサー/フォトグラファーの藤本ツトム氏による「フォトグラファーのためのファイルムービー・ワークフロー」(1月31日 11:00~12:30)、フォトグラファー平山ジロウ氏による「一眼レフでブライダルムービーを撮る」(1月31日 13:30~15:30)など、バラエティに富んだ企画が用意されている。

 カメラ記者クラブ主催の「カメラグランプリ」が30周年の節目を迎えることを記念し、「カメラグランプリ30周年記念パネルディスカッション」も実施されることも今年の特徴の一つ。新たな試みとしては、2009年にサンフランシスコで始まった写真のスライドショーイベント「Open Show」が「CP+」内で開催される。基調講演(2月2日 13:30~17:45)にティム・ワグナー氏が登壇する他、出演者に写真家の郡山総一郎氏や高橋宗正氏らを招く。

 また、例年注目が集まるゲストスピーチだが、今年はスイス・エリゼ美術館の元館長でキュレーターとしても著名なウイリアム・A・ユーイングしが登壇。2013年において写真とはいったい何を表すのか。そこに付随するさまざまな疑問について、写真の過去、現在、予測されうる未来について語るとのこと。

 横浜市の「フォト・ヨコハマ」との連携の中でも、今年は企画展「ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家展」とタイアップ。パシフィコ横浜と横浜美術館を結ぶシャトルバスの運行や、特設ブース、「CP+」来場者の特別割引などの施策を実施する。また、「フォト・ヨコハマ」プレゼンツ特別企画として、戦場カメラマンでおなじみ渡部陽一氏のトークショーも開催されるとのことだ(1月31日13:30~15:00 事前登録制)。

 「CP+ 2013」は、1月31日~2月3日まで、パシフィコ横浜にて開催。入場料は1,000円(ウェブで事前登録した場合無料)。一部セミナーや企画は事前登録制となっているので注意が必要。現在、前年同期比を約13%上回る登録状況で、最終70,000人を超える来場を見込んでいる。開幕まで後わずか、主なイベントの中には既に満席のものもあり、興味のあるイベントについては早めにチェックしておくことをオススメする。
《白石 雄太》

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