“泣ける”鉄拳のパラパラ漫画「振り子」が英ロックバンド・MUSEの正式PVに | RBB TODAY
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“泣ける”鉄拳のパラパラ漫画「振り子」が英ロックバンド・MUSEの正式PVに

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パラパラアニメ「振り子」のワンシーン
  • パラパラアニメ「振り子」のワンシーン
  • MUSE(ミューズ)
 お笑い芸人・鉄拳が制作したパラパラアニメ「振り子」が、イギリスのロックバンド・MUSE(ミューズ)の公式ビデオクリップとしてリリースされることになった。

 同パラパラアニメは、もともとはテレビ番組の企画のために制作されたものだが、番組オンエア後にその感動のストーリーが話題となり、YouTubeにアップロードされたこの動画はたちまち世界レベルの人気動画となっていた。同作品のBGMとして、同バンドの楽曲「エクソジェネシス(脱出創世記):交響曲第3部(あがない)」が使用されていたことで、動画のうわさはやがてバンド本人たちの耳に届くことになったという。そして実際にYouTubeで同作品を見たミューズは、その完成度の高さに感銘を受け、同楽曲の公式なビデオクリップとしてリリースする、というアイデアを快諾するに至ったようだ。同バンドは「鉄拳が『エクソジェネシス(脱出創世記):交響曲第3部(あがない)』でこの素晴らしい、想像力を掻き立てるようなビデオを作ってくれたことをとても嬉しく思っています。僕たちの音楽が、こんな風に興味深く解釈されているのを見るのは、とても素晴らしいことだと思うし、彼と再びコラボレーションする機会があればと思っています」とコメント。ビデオクリップは31日より北米、ヨーロッパなどを含む全世界で配信されることが決定している。

 なお、公式ビデオクリップ化にあたり、鉄拳は新たに約1分30秒のアニメーションを描きおろしたという。制作に1620コマの原画を使い、約60日間を費やしたという「振り子」の完全版が間もなく公開される。鉄拳は「(『振り子』は)ある男女の生涯を描いた作品で恋愛、青春、挫折、苦悩など様々な要素をいれた作品です。そのパラパラマンガを作成した時にどのBGMが合うか様々な音楽を聴きました。そして運命の出会いをしたのです!それがMUSE(EXOGENESISSYMPHONYPART3)でした。初めて聴いた時にこれだ!これしかない!と思い即決でした。それからファンになってしまい、今ではほぼ毎日MUSEを聴いています!このMUSEのBGMを使用したパラパラマンガ『振り子』は今では僕の宝物の1つになりました。皆さんも是非聴いてみてください!」とコメントしている。

 鉄拳はスケッチブックに自筆したイラストを使うトーク芸で知られる芸人。代表作となったパラパラアニメ「振り子」は、ある男女の出会いから結婚、そして天に召されるまでの半生を描いた作品。苦労やスレ違い、憤りや後悔を繰り返しながらも寄り添って生きる1組の男女の姿を通じ、人生の悲喜を描いている。


《花》
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