2011年の国内UC市場、震災やタイ洪水の影響を乗り越え、前年比2.3%増に……IDC調べ | RBB TODAY

2011年の国内UC市場、震災やタイ洪水の影響を乗り越え、前年比2.3%増に……IDC調べ

 IDC Japanは12日、国内ユニファイドコミュニケーション(UC)/コラボレーション市場について、2011年の分析と、タイ洪水などの影響を考慮した2012年~2016年の予測を発表した。

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国内ユニファイドコミュニケーション/コラボレーション市場 セグメント別売上額予測:2007年~2016年
  • 国内ユニファイドコミュニケーション/コラボレーション市場 セグメント別売上額予測:2007年~2016年
 IDC Japanは12日、国内ユニファイドコミュニケーション(UC)/コラボレーション市場について、2011年の分析と、タイ洪水などの影響を考慮した2012年~2016年の予測を発表した。

 IDCではユニファイドコミュニケーション(UC)/コラボレーション市場を、「UCプラットフォーム市場」「UCアプリケーション市場」「UCアプリケーションサービス市場」「UCプロフェッショナルサービス市場」の4つの市場セグメントに分類し、市場規模調査と予測を実施。また、この市場規模調査を「IPテレフォニー市場」「コラボレーティブアプリケーション市場」「IPコンファレンスシステム市場」「IPコンタクトセンター市場」の4つのソリューション市場に分類して、それぞれの市場について個別に市場予測を行った。

 その結果、上記市場セグメントにおいて、2011年の国内UC/コラボレーション市場規模は、前年比2.3%増の1,871億9,100万円になったとのこと。2011年は、上半期(1~6月)の東日本大震災、下半期(7~12月)のタイ洪水/急激な円高など、国内経済状況を押し下げる事象が多数発生したが、市場への影響は最小限にとどまり、2011年通年ではプラス成長になったとしている。

 2012年の同市場は、被災した設備の復興需要や、新たな災害時事業継続対策需要が高まる見通し。近年のモバイルデバイスブーム、ソーシャルネットワーキング技術のビジネス活用など、関連技術からの市場促進要因もあげられている。ただしタイ洪水の残存影響による部材不足、電力供給見通しの不透明感による生産の遅れなどもあるため、2012年通年では前年比成長率3.7%と、比較的低い数字をIDCでは予測している。2013年以降は、堅調に成長し、2011年~2016年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)3.2%で拡大し、2016年には2,192億2,400万円の規模になると予測された。
《冨岡晶》

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