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100万円以下の人工衛星キット「ARTSAT KIT」が販売へ

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超小型衛星キット「ARTSAT KIT」
  • 超小型衛星キット「ARTSAT KIT」
  • 「ARTSAT KIT」の中身
  • メッセージカードやガチャガチャなどの権利も販売
 クラウドファンディング「Makuake」にて販売を開始していた、スペースシフトの超小型衛星キット「ARTSAT KIT」(アートサットキット)が、昨日10日に目標金額100万円を達成し、正式販売が決定した。今後はキットの早期開発完了と製品準備を進めるという。

 「ARTSAT KIT」は、予定価格80万円の超小型衛星キットだ。東京大学と多摩美術大学の共同プロジェクとして作られた超小型衛星「ARTSAT1:INVADER」をベースとしている。「ARTSAT1:INVADER」は、10cm四方の超小型サイズで、地球の写真撮影、姿勢角度や温度など衛星のデータの地上送信に、すでに成功している。

 「ARTSAT KIT」打上げは、JAXA無償プログラムや海外ロケットを利用し、費用は別途ながら、100万円を下回る本体価格で注目を集めていた。今回の調達成立は、 国内における宇宙関連のクラウドファンディングでは国内初のサクセスだという。

 販売開始は2月3日。最初の1機目は、限定40万円と言う価格から即決定。2機目は60万円だったが、一般男性の申し込みがあり、予定の100万円調達にサクセスした。衛星本体以外にも、リターンとして、メッセージをメモリーカードに格納して宇宙に送る権利、宇宙から帰ってきた本物のロケット部品を使ったガチャガチャなどが用意されている。

 衛星キットは、引き続き60万円で、3月30日のプロジェクト終了まで購入可能。発売は8月の予定。

《冨岡晶》
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