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【レビュー】「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」ファーストインプレッション

IT・デジタル スマートフォン
起動中のアプリがいくつあるかひと目で分かる。通信方法の切り替えもこの画面からワンタッチで
  • 起動中のアプリがいくつあるかひと目で分かる。通信方法の切り替えもこの画面からワンタッチで
  • 起動すると新しいauロゴが
  • 続いてGALAXYシリーズロゴ
  • ホーム画面
  • バッテリーの使用状態がひと目で分かる
  • 裏面カバーを外すと、microSDと、SIMのスロットがある
  • サイドにボリュームキー
  • 電源ボタンはボリュームキーの反対側
 GALAXYシリーズ初のWiMAX搭載端末としてKDDIから発表され注目を浴びている「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」が手元に届いたので早速触ってみた。なお、今回は通信機能が試せなかったので、ハードウェアや操作感に絞って紹介したい。

 まず、何より最初に感じるのはディスプレイの大きさだ。ディスプレイサイズが4.7インチと、ドコモから発売されている同系統端末「GALAXY SII LTE SC-03D」の4.5インチよりも大きく、筆者はiPhone 4ユーザーのため、なおさら大きく感じた。必然的に、文字入力などのタッチパッドも大きく押しやすい印象で、iPhoneでは端末を横にした時にタッチパッドの範囲が狭くなり、誤入力が増えてしまうことがあったが、「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」ではそういった心配は少ないといえる。高精細有機ELディスプレイ搭載で画質もかなり綺麗で、動画再生の迫力も十分。今回は試せていないが、Webブラウジングをする際も大きな威力を発揮するだろうと感じた。

 また、手に持った感じでは、重さや厚みはそれほど気にならなかった。厚みに関しては9.5mmでiPhone 4Sよりも分厚いが、タテヨコが大きいせいか、実感としては薄く感じた。ただ、やはりサイズは大きく、特に手の小さい人や女性などの場合、片手での操作は厳しいだろう。筆者は、電車内でつり革を持ちながらもう片方の手で端末を操作することが多いので、この点は少し気になったところだ。

 次に操作感についてだが、これは想像以上にサクサク動く。今回、1.4GHzのデュアルコアCPUが搭載されているが、同程度のスペックの他端末と比べても軽快に動作している印象。このあたりは、OSやUIとの親和性も関係するため、数字だけでは計れない部分があるのだろう。これまでiPhone以外の端末に関しては、正直操作感で物足りなさを感じていたが、「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」はiPhoneとも遜色なく、ストレスフリーに操作できる。オリジナルUI「TOUCHWIZ 4.0UX」のジェスチャー操作は、新鮮ではあるものの、使い慣れていないこともり、それほど利便性は感じなかった。今後使い込んでいくと、また印象は変わるかもしれない。

 そのほか、カメラ機能も試してみた。起動にかかる時間は1秒未満でかなり早く感じる。機能面でも、6種の撮影モードや、解像度の変更、ホワイトバランスやISOの調整など細かい設定が可能で、ギャラリーから直接SNSなどへ登録できるのも便利だ。フォトエディターもプリセットされており、画像効果やトリミングが簡単に行える。動画の場合も、インストールされているムービーメーカーを使って編集が可能。また、起動中のアプリと、使用メモリが一覧で管理できたり、バッテリーの使用料が機能ごとに見られる機能は新鮮で、使いやすいと感じた。ちなみに、今回通信機能を使用していないため、あくまで参考程度だが、朝9時から1日持ち歩いて、各機能チェックや、カメラ撮影、動画編集などを試した結果、19時半時点での電池残量は75%だった。

 筆者はこれまでほぼiPhoneを使ってきたため、Android端末には少し懐疑的だったが、今回「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」を触ってみて、操作感やカメラ機能、ディスプレイなど、とても魅力的だと感じた。UIやauオリジナルアプリなどはもう少し使ってみなければなんともいえないが、この端末の目玉ともいえるWiMAXの通信機能や、au端末初の最新機能NFCなども含め、もっと試してみたい端末であり、この春発表された中でも最注目のモデルになるだろう。

《白石 雄太》
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