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【特別企画】LTEサービス“Xi”対応「GALAXY S II LTE SC-03D」をチェックする

IT・デジタル スマートフォン
本体にXiのマークが入った
  • 本体にXiのマークが入った
  • 「GALAXY S II LTE SC-03D」
  • 「GALAXY S II LTE SC-03D」
  • アプリケーション。Huluも再生可能
  • 左から「GALAXY S II LTE SC-03D」、「GALAXY S II SC-02C」、「GALAXY S」
  • 一番上が「GALAXY S II LTE SC-03D」
  • MAPで現在地確認
  • はじめての場所ではナビゲーションを活用
 24日(木)、NTTドコモから「GALAXY S II LTE SC-03D」が販売開始となった。まず、従来製品と比較しながら、今回の新製品をチェックしてみよう。

 OSはAndroid 2.3で従来製品と変更はないが、CPUはデュアルコアの1.2GHzから1.5GHzへとアップされている。また、ディスプレイも4.3インチから4.5インチへと広くなり、このためサイズも約130×69mm×9.5mm(最厚部約10.8mm)と若干大きくなった。前モデルの「GALAXY S II SC-02C」の時もそうだったが、最初は“広い”と感じるこのサイズも慣れてくるとむしろ普通になり、iPhoneなどはむしろ狭く感じてしまう。その他、高精細なSUPER AMOLED Plus(スーパー有機EL)を搭載している点は変わらず、広い液晶サイズと相まって、非常に見やすい。ただし、「GALAXY S II SC-02C」で対応だったワンセグは、今回は搭載されていない。

 決定的な違いはLTEサービス“Xi”に対応している点だが、実際に使ってみると、まだその恩恵を受けるエリアはそんなに多くはないと感じる。電車に乗りながらアンテナまわりをチェックしていると、LTE、H(HSDPA)、3Gと頻繁に変わる。大崎方面から新宿へ、新宿から三鷹方面など首都圏の複数ヵ所で、同じ現象が見られた。Hエリアが圧倒的に多い。Xiの理論値は下り最大37.5Mbps(Xiエリア内の一部屋内施設では受信時最大75Mbps)となっているが、筆者が体感した実行値は2~5Mbpsだった。おそらく条件が良ければ、もっと速度がでるだろう。メールチェックなどはHでも十分だが、重いデータのやりとりは、やはりLTEエリアの方が有難い。ただし、YouTubeのアップに関しては、同端末のスーパーファイン(高画質)で撮影した動画は、Wi-Fi環境でなければYouTubeにアップはできないので注意が必要だ。

 さて、スマートフォンが「GALAXY S II LTE SC-03D」のように高機能になってくると、旅行にもデジタルカメラやムービーなどは必要なく、これ一台ですべてこと足りてしまう。実際に筆者は、今回京都旅行に行くのに「GALAXY S II LTE SC-03D」一台を持ち、デジカメなどの類は一切持っていかなかった。写真、ムービー、マップ確認、情報チェックなどに常時持ち歩き、各所で撮影したデータをYouTubeやPanoramio(ネットの地図上にその場所の写真を載せるサービス)にアップロードした。「GALAXY S II LTE SC-03D」の写真共有は、主に「AllShare」「Beam転送(Twonky)」「Panoramio」「Picasa」がデフォルトで用意されている。環境なシーンによって選択するといいだろう。写真解像度は、0.3M(640×480)~8M(3264×2448)まで6種類、動画はスーパーファイン、ファイン、標準の3種類から選択することが可能だ。試しに、スーパーファインで撮影した動画をYouTubeにアップしてみたが、まったく文句ない仕上がりと言えるだろう。

 また、ローカルに写真やムービーを保存する場合には、Kies airというアプリケーションが便利だ。これについては次回詳しく触れるが、Wi-Fi環境があれば、ブラウザ表示でデータをPCなどに転送できる。

 数日間使ってみての印象は、前モデルよりも背面に丸みができ若干太った印象だが、それほど違和感は感じなかった。4.5インチの液晶は、使うほどにその広さが標準になり、旅行時の撮影などに威力を発揮するだろう。


《RBB TODAY》
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