ソニー、デジタル一眼「α77」「α65」「NEX-7」「NEX-5N」の4機種を一挙に発表! | RBB TODAY
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ソニー、デジタル一眼「α77」「α65」「NEX-7」「NEX-5N」の4機種を一挙に発表!

IT・デジタル デジカメ
「α77ズームレンズキット SLT-A77VQ」
  • 「α77ズームレンズキット SLT-A77VQ」
  • 3軸チルト可動式液晶の可動イメージ
  • 「α65ズームレンズキット SLT-A65VK」
  • 「α65ダブルズームレンズキット SLT-A65VY」
  • 「NEX-7ズームレンズキット NEX-7K」
  • 3つのダイヤルで操作する「Tri-Dial Navi」のイメージ
  • 「NEX-5Nズームレンズキット NEX-5NK」
  • 「NEX-C3」の新色ホワイト
 ソニーは24日、レンズ交換式デジタル一眼カメラの新製品として「α77」「α65」「NEX-7」「NEX-5N」の4機種を発表した。また、6月発売の「NEX-C3」に新色ホワイトと、ダブルズームレンズキットを追加した。

 全4機種ともソニーストアでも取り扱う。また、「α77」「α65」「NEX-5N」の3機種は、ソニーストア 銀座、ソニーストア 大阪、ソニーストア 名古屋にて25日から先行展示を、27日から体験イベントを実施。「NEX-7」については、銀座・ソニーショールーム、ソニーストア 大阪、ソニーストア 名古屋にて10月上旬から先行展示を実施する。

■秒間12コマの高速連写/3軸チルト可動式液晶搭載ミドルクラス「α77」

 2010年9月発売「α55」「α33」と同様、光を通す透過ミラーにより常にオートフォーカスセンサーとイメージセンサーに同時に光を当てることができる「Translucent Mirror Technology(トランスルーセントミラー・テクノロジー)」を搭載。また、新たに開発した有効画素2,430万画素のExmor(エクスモア) APS HD CMOSセンサーと画像処理エンジン「BIONZ」(ビオンズ)などを装備。2,430万画素の高精細な静止画を世界最速クラスとなる秒間12コマで高速連写できるようにした(民生用レンズ交換式デジタル一眼カメラとして8月24日現在、同社調べ)。

 また、新開発のクロスセンサーを11点採用した「11点クロス19点AFセンサー」を搭載。さらに、レンズ交換式デジタル一眼カメラで世界初として(同社調べ、8月24日現在)、XGA画質の有機ELを採用した電子ビューファインダー「XGA OLED Tru-Finder」を装備した。動画撮影機能も進化させ、AVCHD 2.0(progressive)に準拠した60pから24pにまで対応。多彩な映像表現を可能とした。

 背面に搭載する3型液晶ディスプレイにも世界初として(レンズ交換式デジタル一眼カメラで8月24日現在、同社調べ)、3軸でのチルト可動式機構を採用。従来の2軸よりも可動範囲が広がり、ハイポジション/ローポジションをはじめ縦構図/横構図や三脚撮影など、さまざまな撮影スタイルに対応できるようになった。

 おもな仕様として、使用レンズはソニーAマウントレンズ、 ミノルタ/コニカミノルタαレンズ。ファイル形式は静止画がJPEG/RAW/JPEG+RAW、3D静止画がMPO、動画がAVCHD/MP4。記録メディアはMS PRO Duo/MS PRO-HG Duo/SD/SDHC(UHS-I対応)/SDXC(UHS-I対応)。インターフェースはUSB2.0/HDMIなど。本体サイズは幅142.6×高さ104×奥行き80.9mm、重さは約732g(バッテリ/メモリカード含む、本体のみ約653g)。

 価格はオープンで、予想実売価格は、ボディ単体「α77ボディ SLT-A77V」が150,000円前後、ズームレンズ「DT16-50mm F2.8 SSM」付きの「α77ズームレンズキット SLT-A77VQ」が210,000円前後。販売開始は10月14日。

■秒間10コマの高速連写/バリアングルチルト可動式液晶搭載エントリーモデル「α65」

 「α」シリーズのエントリークラスで、おもな特長は「α77」と同様。違いとして、「α65」は高速連写機能が秒間10コマで、クロスセンサーは3点採用の15点AFセンサーを搭載。液晶ディスプレイは2軸のバリアングルチルト可動式機構となる。

 記録メディアはSDHC/SDXCがUHS-Iに非対応。本体サイズは幅132.1×高さ97.5×奥行き80.7mm、重さは約622g(バッテリ/メモリカード含む、本体のみ約543g)。

 価格はオープンで、予想実売価格は、ボディ単体「α65ボディ SLT-A65V」が95,000円前後、ズームレンズ「DT18-55mm F3.5-5.6 SAM」付きの「α65ズームレンズキット SLT-A65VK」が100,000円前後、ズームレンズ「DT18-55mm F3.5-5.6 SAM」とロングズームレンズ「DT55-200mm F4-5.6 SAM」付きの「α65ダブルズームレンズキット SLT-A65VY」は120,000円前後。販売開始は10月14日。

■3ダイヤルのTri-Dial Naviで操作性向上/2,430万画素Exmor APS HD CMOSセンサー搭載「NEX-7」

 電子先幕シャッターを採用し、レリーズタイムラグが世界最短クラス(レンズ交換式デジタルカメラとして、同社調べ、8月24日現在)の約0.02秒という高速レスポンスを可能としたモデル。ファインダーには「α77」「α65」と同様にXGA画質の有機EL電子ビューファインダー「XGA OLED Tru-Finder」を採用した。

 さらに大きな特長として、本体上面に2つ、背面に1つの計3つの操作ダイヤルを配置した「Tri-Dial Navi」を採用。3つのダイヤルで3つのパラメーターを直接・素早く調整できるとしている。また、シャッターボタンの右側に配置したナビゲーションボタンを使い、露出/フォーカス/ホワイトバランスなど5つの機能を切り替えることができ、ダイヤル操作で素早く設定の変更が行なえる。

 動画撮影機能も進化させ、AVCHD 2.0(progressive)に準拠した60pから24pにまで対応。多彩な映像表現を可能とした。そのほかには、Exmor APS HD CMOSセンサーと画像処理エンジン「BIONZ」により、2,430万画素APS-Cサイズの高画質で最高約10コマ/秒の連続撮影を可能とした。

 おもな仕様として、使用レンズはソニーEマウントレンズ。撮像素子はAPS-Cサイズ(23.5×15.6mm)原色フィルター付きExmor APS HD CMOSセンサー。ファイル形式は静止画がJPEG/RAW/JPEG+RAW、3D静止画がMPO、動画がAVCHD/MP4。記録メディアはMS PRO Duo/MS PRO-HG Duo/SD/SDHC/SDXC。液晶ディスプレイは3型。インターフェースはUSB2.0/HDMIなど。本体サイズは幅119.9×高さ66.9×奥行き42.6mm(最薄部約25.3mm/グリップ部、マウント部除く)、重さは約350g(バッテリ/メモリカード含む、本体のみ約291g)。

 価格はオープンで、予想実売価格は、ボディ単体「NEX-7ボディ NEX-7」が130,000円前後、ズームレンズ「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS/専用ブラックモデル」付きの「NEX-7ズームレンズキット NEX-7K」が145,000円前後。販売開始は11月11日。

■「α」シリーズ初のタッチ液晶採用/「NEX-5」が進化した「NEX-5N」

 有効画素数1,610万画素Exmor APS HD CMOSセンサー/画像処理エンジン「BIONZ」を搭載。ISO感度は自動でISO100~3,200、手動では最高ISO25,600まで設定が可能。「NEX-7」と同様、レリーズタイムラグが約0.02秒の高速レスポンスに対応し、AVCHD 2.0(progressive)に準拠した60pから24pにまで対応する動画撮影機能を備えた。最高約10コマ/秒の「速度優先連続撮影」機能も装備する。

 大きな特長として、「α」シリーズで初めて液晶ディスプレイに静電式のタッチパネルを採用。タッチパネル操作で各種設定を直感的に行なえるほか、画面に表示されている被写体にタッチすることでピントを合わせることが可能となった。また、さまざまな撮影効果を得られる「マイフォトスタイル」もタッチ操作に対応。「背景ぼかし」「色合い」「明るさ」「鮮やかさ」「ピクチャーエフェクト」といった項目のアイコンが画面上に表示され、アイコンをタッチするとライブビュー画面でその効果を確認できる。

 おもな仕様として、使用レンズはソニーEマウントレンズ。撮像素子はAPS-Cサイズ(23.5×15.6mm)原色フィルター付きExmor APS HD CMOSセンサー。ファイル形式は静止画がJPEG/RAW/JPEG+RAW、3D静止画がMPO、動画がAVCHD/MP4。記録メディアはMS PRO Duo/MS PRO-HG Duo/SD/SDHC/SDXC。液晶ディスプレイは3型。インターフェースはUSB2.0/HDMIなど。本体サイズは幅110.8×高さ58.8×奥行き38.2mm(最薄部約23.3mm/グリップ部、マウント部除く)、重さは約269g(バッテリ/メモリカード含む、本体のみ約210g)。

 価格はオープンで、予想実売価格は、ボディ単体「NEX-5Nボディ NEX-5N」が75,000円前後、ズームレンズ「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS」付きの「NEX-5Nズームレンズキット NEX-5NK」が85,000円前後、広角レンズ「E 16mm F2.8」とズームレンズ「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS」付きの「NEX-5Nダブルレンズキット NEX-5ND」は95,000円前後、ズームレンズ「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS」とロングズームレンズ「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」付きの「NEX-5Nダブルズームレンズキット NEX-5NY」は110,000円前後。販売開始は9月9日、「NEX-5Nダブルズームレンズキット NEX-5NY」のみ11月11日。

■新色ホワイトとダブルズームレンズキットを追加した「NEX-C3」

 新色ホワイトの価格はオープンで、予想実売価格は、レンズ「E 16mm F2.8」とズームレンズ「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS」付きの「NEX-C3ダブルレンズキット NEX-C3D」が80,000円前後。販売開始は9月9日。

 新色ホワイトと既存色ブラック/シルバー/ピンクの計4色ともに、ズームレンズ「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS」とズームレンズ「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」付きの「NEX-C3ダブルズームレンズキット NEX-C3Y」は、価格がオープンで、予想実売価格が95,000円前後。販売開始は11月11日。

※初出時において、見出しと記事本文中に誤りがありました。読者の皆さまおよび関係者の皆さまにお詫びを申し上げるとともに、ここに訂正させていただきます。
《加藤》
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