7月15日、東野圭吾原作の映画『ブラック・ショーマン』(9月12日公開)の本予告映像とビジュアルが公開された。

同作は累計発行部数1億冊を突破する東野圭吾による小説『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』を映画化。福山雅治が元マジシャンの神尾武史を、有村架純が武史の姪で殺人事件の被害者の娘・神尾真世を演じる。
予告映像では、無数のトランプと紅葉が舞う、武史のド派手なイリュージョンから始まり、武史の魅力あふれるキャラクターを紹介。そして「お父さんがなんで殺されなたのか、ちゃんと知りたい。」と涙ながらに訴える真世に「例えどんな手を使っても、俺が突き止める」と告げる武史。容容疑者リストに名を連ねた真世の同級生たちが激しく争い合う姿も。そして「全員嘘をついている」という衝撃の文言が。予告編のナレーションは津田健次郎が担当。丸山智己と濱田マリも新たに登場し、“全員が怪しい”ミステリー要素にエンターテイメントが融合した映像となった。
予告映像内で使用されている楽曲は、福山雅治が本作のために自ら描き下ろしたインストルメンタルのテーマソング「幻界」。福山は「主人公・神尾武史がかつてベガスの舞台に立っている頃、その登場曲をイメージして描き下ろしました。」と楽曲への想いを寄せた。また「幻界」という楽曲名に関しては、「武史が元・トップマジシャンであること。その武史は「幻の景色を表現することができる、幻の世界の住人」というキャラクター設定で、現実と非現実のギリギリの世界を攻めていくマジシャンとしての矜持を、同じ読みとなる「限界」にかけたダブルミーニングとなっております。」とコメントしている。
最新ビジュアルでは、トランプが宙に舞う中、力強い眼差しを向ける福山・有村の"叔父・姪タッグ"の後ろに、まるで万華鏡のようにキャストが散りばめられている。それぞれの表情からは、不安や戸惑い、疑いなど、一筋縄ではいかない"怪しい"キャラクター像を予感させる。