7月15日、STU48・池田裕楽がMAZDA Zoom~Zoomスタジアム広島で開催された広島東洋カープVS横浜DeNAベイスターズの試合において国家斉唱を行った。今回の国歌斉唱は、7月16日に株式会社JTBが協賛する「JTBナイター」に先立つもので、STU48が担当することとなった。

池田は『AKB48グループ歌唱力No.1決定戦』で2度の優勝経験を持ち、2023年には人気番組「千鳥の鬼レンチャン」に出演。歌唱力と愛されるキャラクターで注目を集め、今年5月には4度目の挑戦で見事“鬼レンチャン”を達成するなど、話題を集めている。

この日、緊張の面持ちでマウンドに立った池田だったが、カープの人気キャラクター・スライリーがそばに駆け寄り、緊張を和らげる一幕も。観客席からは「池ちゃん!頑張って!」と温かな声援が飛び交い、池田は笑顔で手を振って応えた。

迎えた本番、池田はまっすぐで澄んだ歌声で、堂々と国歌を歌い上げ、試合前のスタジアムを温かく包んだ。歌唱後、スライリーとハイタッチを交わした池田は、「今の幻だった?頭の中真っ白で一瞬で終わったんだけど」と安堵の表情を浮かべた。試合開始前、池田の声が響いたスタジアムは、池田の歌声と真摯な姿勢によって、ひと足早く感動に包まれた。
