NHK、“印象”をもとに映像を検索するシステムを開発 | RBB TODAY

NHK、“印象”をもとに映像を検索するシステムを開発

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EN-Visionシステム画面
  • EN-Visionシステム画面
  • スケッチによる類似映像の検索
 NHKは20日、番組視聴や番組制作で利用する映像検索システムの研究開発において、“印象”をもとに簡単に検索できるシステムを開発したことを発表した。

 これまで映像の検索を行う場合は、メタデータとして添付されたキーワード、あるいは静止画像を利用するものがほとんだったが、これらの方法では、膨大な数の映像から検索するのに時間がかかることや、求めている印象に合う映像を探すことが難しいなどの課題があった。

 今回NHKでは、映像の色や模様、構図などの“映像の類似性”から検索する手法と、メタデータに含まれる“文の類似性”から検索する手法を組み合わせた新技術「EN-Vision」を開発した。選択した素材映像との映像(色や模様、構図)の類似性、撮影対象の説明文の類似性などで自動的に検索し、選択した映像の周囲に関連ごとにまとめて検索結果を表示する。このため、表示された映像を選択するという非常に簡単な操作で、イメージに合う映像を見つけることができる。またあらかじめ用意した色や模様から選択し組み合わせて、求めている映像に近いスケッチ(16分割画面)を作成し、そのスケッチをもとに検索する。映像全体やブロック領域ごとに、色や模様、構図の類似性から検索し、特徴ごとにまとめて視覚的にわかりやすく表示可能。

 また実際に、「EN-Vision」でNHKオンラインで公開している“NHKクリエイティブ・ライブラリー”の素材映像を検索できるサイトも、定期的に行われている技研公開に合わせて公開する予定となっている。
《冨岡晶》

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