ソニー、4Kデジタルシネマ上映システムがハリウッドメジャー6社の要求仕様に対応 | RBB TODAY

ソニー、4Kデジタルシネマ上映システムがハリウッドメジャー6社の要求仕様に対応

エンタープライズ ハードウェア

4Kデジタルシネマ・プロジェクター:SRX-R320
  • 4Kデジタルシネマ・プロジェクター:SRX-R320
  • メディアブロック:LMT-300(SRX-R320筐体に内蔵)
 ソニーは28日、同社のデジタルシネマ上映システムが、ハリウッドメジャー6社にて構成される業界標準化団体「デジタルシネマ・イニシアティブ(DCI)」の要求仕様に基づくコンプライアンステストを完了、正式にDCI仕様に準拠したことを発表した。

 ソニーのデジタルシネマ上映システムは、フルHDの4倍を超える885万画素の4K映像を投影できるプロジェクターと映画コンテンツを格納しプロジェクターに転送する上映サーバ(メディアブロック)から構成されており、これらの統合システムである「インテグレーテッド・プロジェクションシステム」として、今回要求仕様の正式認定を受けた。

 DCIは、ウォルト・ディズニー・カンパニー、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、20世紀フォックス、パラマウント・ピクチャーズ、ワーナーブラザーズ、 ユニバーサル・スタジオのハリウッドメジャー6社で構成。DCI仕様では、上映システムによる映画コンテンツのセキュリティ保護が特に重要視されており、プロジェクターと上映サーバを組み合わせたシステムがDCI仕様に対応するのは、業界初とのこと。DCI仕様ではデジタル映画コンテンツの暗号化も含めて「デジタルシネマ・パッケージ(DCP)」というフォーマットを規定。DCPコンテンツは衛星およびネットワークによる配信かハードディスクに格納されて各劇場へ配給される。暗号鍵も別途劇場へ送られ、上映サーバでコンテンツを復号し、プロジェクターで上映。上映されるコンテンツには劇場内盗撮防止のため「電子透かし」が埋め込まれているという。

 ソニーが受けたDCI仕様のコンプライアンステストは、DCIの認定テスト機関である慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究センターで実施され、映像機器がDCI仕様の通りに動作することを確認する「動作確認テスト」と、それらがDCI仕様の意図したセキュリティ設計になっていることを精査する「デザイン評価」の2つを完了した。
《冨岡晶》

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