ソニー、4Kデジタルシネマ上映システムがハリウッドメジャー6社の要求仕様に対応
エンタープライズ
ハードウェア
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
日本ビクター、フルHDの3D映像やフルHD超えの高精細映像などが撮影可能な次世代LSIを開発
-
NTT東西、NGNでのデジタルシネマ配信でTOHOシネマズ・角川シネプレックスと協業
ソニーのデジタルシネマ上映システムは、フルHDの4倍を超える885万画素の4K映像を投影できるプロジェクターと映画コンテンツを格納しプロジェクターに転送する上映サーバ(メディアブロック)から構成されており、これらの統合システムである「インテグレーテッド・プロジェクションシステム」として、今回要求仕様の正式認定を受けた。
DCIは、ウォルト・ディズニー・カンパニー、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、20世紀フォックス、パラマウント・ピクチャーズ、ワーナーブラザーズ、 ユニバーサル・スタジオのハリウッドメジャー6社で構成。DCI仕様では、上映システムによる映画コンテンツのセキュリティ保護が特に重要視されており、プロジェクターと上映サーバを組み合わせたシステムがDCI仕様に対応するのは、業界初とのこと。DCI仕様ではデジタル映画コンテンツの暗号化も含めて「デジタルシネマ・パッケージ(DCP)」というフォーマットを規定。DCPコンテンツは衛星およびネットワークによる配信かハードディスクに格納されて各劇場へ配給される。暗号鍵も別途劇場へ送られ、上映サーバでコンテンツを復号し、プロジェクターで上映。上映されるコンテンツには劇場内盗撮防止のため「電子透かし」が埋め込まれているという。
ソニーが受けたDCI仕様のコンプライアンステストは、DCIの認定テスト機関である慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究センターで実施され、映像機器がDCI仕様の通りに動作することを確認する「動作確認テスト」と、それらがDCI仕様の意図したセキュリティ設計になっていることを精査する「デザイン評価」の2つを完了した。
関連リンク
関連ニュース
-
日本ビクター、フルHDの3D映像やフルHD超えの高精細映像などが撮影可能な次世代LSIを開発
-
NTT東西、NGNでのデジタルシネマ配信でTOHOシネマズ・角川シネプレックスと協業
-
NICT、「平城遷都1300年祭」で4K超高精細映像を伝送 ~ ネット衛星「きずな」を活用
-
YouTube、フルHDの4倍の”4K”に対応
-
実売35,000円でエコポイント対象のデジタル3波対応19V型液晶テレビなど
-
デジタル3波、5万円台の26V型液晶テレビ
-
【OLデジモノ日記 Vol.3:動画】SONY WALKMAN Sシリーズ NW-S744K
-
NTTと東京都市大、映像遅延を100ミリ秒以下に抑えたコミュニケーション環境を世界で初構築
-
東芝、業界初のUSB外付けHDD増設対応ハイビジョンレコーダー
-
東芝、1TB HDD搭載の「ヴァルディア」エントリーモデルなど2モデル