キヤノン、業務用の高画質CMOSセンサーを採用したデジタルビデオカメラ「iVIS HF G10」 | RBB TODAY
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キヤノン、業務用の高画質CMOSセンサーを採用したデジタルビデオカメラ「iVIS HF G10」

IT・デジタル デジカメ
iVIS HF G10
  • iVIS HF G10
  • 進化したフォトダイオード
  • オンチップマイクロレンズの曲率
  • レンズ構成図
 キヤノンは、同社のデジタルビデオカメラ「iVIS(アイビス)」の新モデルとして、高性能CMOSセンサー搭載の「iVIS HF G10」を発表。3月中旬から発売する。価格はオープンで、予想実売価格は150,000円前後。

 同製品は、映像制作のプロが使う業務用のHDビデオカメラ「XF105」にも採用されている、有効画素数約207万画素の1/3型CMOSセンサー「HD CMOS PRO」を搭載するハイアマチュア向けモデル。1,920×1,080ピクセルのフルHDにそのまま対応する解像度は鮮明な映像を実現するとともに、進化したフォトダイオードによる広いダイナミックレンジで明暗の大きいシーンでの黒つぶれや白飛びを抑えるという。さらに、オンチップマイクロレンズの曲率アップやセンサーを覆う膜構造の薄膜化により、最低撮影照度1.5ルクス(シャッタースピード1/30秒)の高感度を実現。夜間や照明を落とした室内など、暗いシーンでもノイズの少ないクリアな撮影が行なえる。

 ワイド端30.4mm(35mmフィルム換算値)の広い画角とレンズ口径の小型化を両立し、光学10倍ズームにも対応する新開発の「3群移動ズームレンズ方式」を搭載。映画のように円形に近い背景のボケ味を表現できる8枚羽根の虹彩絞りを備えるほか、広角端から望遠端までズーム全領域でのMOD(最短撮影距離)60cmに対応する。また、高画質な画像処理が行なえる同社独自の高画質処理回路「DIGIC DV III」なども搭載する。

 液晶はタッチパネル式の3.5型ワイド(約92.2万ピクセル相当)。タッチした被写体にすばやくピントを合わせる「タッチフォーカス」、指定した被写体が動いてもピントと露出を合わせ続ける「タッチ追尾」などの機能を装備。38通りの撮影シーンを自動的に判別して最適設定や画像処理を行なう「こだわりオート」も備える。内蔵フラッシュメモリは32GBで、外部メディアはSD/SDHC/ SDXCカードに対応。内蔵メモリからSDメモリーカードへ連続して記録できるリレー記録が行なえる。

 動画圧縮方式はMPEG-4 AVC/H.264、静止画圧縮方式はJPEG。インターフェースはHDMIミニ/ AVミニ/マイク/ヘッドホン(AVミニ兼用)/コンポーネント/ USBなど。本体サイズは幅77×高さ78×奥行き151mm、重さは約590g(バッテリ、付属品含む)。
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