ソニー、プロジェクター内蔵モデルほか「ハンディカム」の新機種 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

ソニー、プロジェクター内蔵モデルほか「ハンディカム」の新機種

IT・デジタル デジカメ
液晶パネル(3型タッチパネル)に小型のプロジェクター機能を搭載
  • 液晶パネル(3型タッチパネル)に小型のプロジェクター機能を搭載
  • 「HDR-CX700V」
  • 「HDR-CX560V」
  • 「HDR-PJ40V」
  • 「HDR-PJ20」
  • 「HDR-CX180」
  • 搭載機能・レンズ性能イメージ
  • 独自の高性能レンズ「Gレンズ」
 ソニーは13日、AVCHD対応デジタルビデオカメラ「ハンディカム」の新製品5機種を発表。高性能モデルの「HDR-CX700V」や、世界初のビデオプロジェクター内蔵モデル「HDR-PJ40V」などをそろえた。2月25日に発売する。価格はオープン。

 今回発売するのは、「HDR-CX700V」「HDR-CX560V」「HDR-PJ40V」「HDR-PJ20」「HDR-CX180」の5機種。予想実売価格はそれぞれ、130,000円前後、110,000円前後、100,000円前後、80,000円前後、70,000円前後。

■16:9型「Exmor R」を搭載した上位モデル「HDR-CX700V」「HDR-CX560V」

 高画質化にこだわった上位モデル「HDR-CX700V」「HDR-CX560V」は、前者が96GBメモリ、後者が64GBメモリを内蔵。新たに開発した16:9型の裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」(1/2.88型)を搭載し、総画素数を665万画素(有効画素数は動画・静止画ともに614万画素)とした。

 美しいボケ味を表現するという独自開発の「Gレンズ」を搭載し、動画撮影では60iの2倍の記録方式となる60p方式を採用。これにより、より高精細なフルHD動画の撮影が行なえるとした。また、フィルム映画のフレームレートである24コマ/秒を可能とした「24pネイティブ記録モード」を備え、同時に、フィルム映画に似た深みのある階調表現/色合いに記録する「シネマトーン」も搭載している。

 ともに光学10倍ズームとなるが、「エクステンデッドズーム」機能により、ハイビジョン画質のまま最大で14倍ズームまで対応する。「HDR-CX700V」には、ビューファインダーを装備し、さまざまなマニュアル機能とともにこだわりの撮影ができるとした。また、5.1chサラウンドマイク、「風きり音ノイズ低減」機能、高音質スピーカーなどを搭載し、音質にも配慮している。

 そのほか、液晶画面の表示には分かりやすい新ユーザーインタフェースを搭載。さらに、動画の撮影時間やGPSデータ(位置情報)を自動分析して、イベントごとに閲覧可能な「イベントブラウズ」機能を備え、撮影データの閲覧を簡略化した。また、本体内部にUSBケーブルを内蔵することで、PCとの接続が手軽に行なえる。

 液晶ディスプレイは3型タッチパネル。開放F値はF1.8~3.4、外部対応メディアはSD/SDHC/SDXC/メモリースティックPROデュオ/PRO-HG デュオ。インターフェースはHDMIミニ/USB2.0/マイク/ヘッドホン/AV。重さは「HDR-CX700V」が約395g、「HDR-CX560V」が約385g。

■世界初のビデオプロジェクター内蔵モデル「HDR-PJ40V」「HDR-PJ20」

 「HDR-PJ40V」「HDR-PJ20」は、世界で初めて液晶パネル(3型タッチパネル)に小型のプロジェクター機能を搭載(2011年1月13日発表時点。民生用AVCHDデジタルハイビジョンビデオカメラとして)。これにより、本体で撮影した動画をプロジェクター機能を用いて壁などに投影し、その場で楽しむことが可能。暗い室内などにおいては、投影距離3mで約60型までのサイズに投影できるとした。なお、プロジェクター機能による動画再生は、本体で記録した素材を本体で再生したときのみ対応。

 プロジェクターの仕様は、明るさが最大10ルーメン。解像度は640×360ピクセル、対応画面サイズは10~60型。投影距離は約0.5~3m。同梱バッテリを用いての連続投影時間は最大で約1.5時間。

 「HDR-PJ40V」は内蔵メモリが64GB、「HDR-PJ20」は32GB。ともに裏面照射型CMOSセンサーの「Exmor R」(1/4型)、独自レンズの「Gレンズ」、画像処理エンジンの「BIONZ」を搭載。広角29.8mm(35mm判換算)を実現した。動画はフルHD(60p)での記録が可能で、さらに「HDR-PJ40V」は24pネイティブ記録に対応する。上位モデル同様に、5.1chサラウンドマイク、「風きり音ノイズ低減」機能、高音質スピーカーなどを搭載し、音質にもこだわりを見せた。

 開放F値は共通でF=1.8~3.4。「HDR-PJ40V」の光学ズームは12倍、「HDR-PJ20」の光学ズームは30倍。外部対応メディアはSD/SDHC/SDXC/メモリースティックPROデュオ/PRO-HG デュオ。インターフェースはHDMIミニ/USB2.0/マイク/ヘッドホン/AV。重さは「HDR-PJ40V」が約340g、「HDR-PJ20」が約310g。
 
■スタンダードモデルの「HDR-CX180」

 「HDR-PJ40V」「HDR-PJ20」同様に、裏面照射型CMOSセンサーの「Exmor R」(1/4型)、独自レンズの「Gレンズ」、画像処理エンジンの「BIONZ」を搭載。そのほか、60pのフルHD動画記録、「風きり音ノイズ低減」などを搭載する。液晶ディスプレイは3型タッチパネル、内蔵メモリは32GBで、光学ズームは30倍(動画・静止画)。外部対応メディアはSD/SDHC/SDXC/メモリースティックPROデュオ/PRO-HG デュオ。インターフェースはHDMIミニ/USB2.0/マイク/AV。重さは約250g。
《小口》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top