東芝、ASEAN市場向けにバッテリ内蔵の液晶テレビを投入 | RBB TODAY
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東芝、ASEAN市場向けにバッテリ内蔵の液晶テレビを投入

IT・デジタル テレビ
バッテリ内蔵の液晶テレビ「PC1」
  • バッテリ内蔵の液晶テレビ「PC1」
  • 高級モデルの「55ZL800」
  • デザイン性にこだわった薄型モデル「WL700シリーズ」
 東芝は、ASEAN市場向けのテレビ事業新戦略として、新たな商品ラインアップを投入することを発表。「Power TV(パワーテレビ)シリーズ」として展開する。

 今回、新商品を展開するのはインドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの6ヵ国。すでに同社では2010年4月にシンガポールに「アジアヘッドクオーター」を設立しており、ASEAN地域に特化した商品の開発を進めてきたという。

 「Power TV(パワーテレビ)シリーズ」として発売される「PC1」は、民生用液晶テレビとして、世界で初めてバッテリを内蔵したモデル。これにより、電波受信感度の弱い地域(弱電界地域)に対応し、バッテリ内蔵によって電力供給が不安定な地域でも安定的な視聴が可能となる。RFブースター内蔵により、放送番組を常に快適に受信することが可能で、不意の停電時にもバッテリーからの電源供給に切り替えることで最大2時間の視聴に対応するという。

 また、高付加価値の製品としては「CELL レグザ」のコンセプトを受け継いだ最上位モデルを欧米に先駆けてASEAN市場に投入。今回発売される55型の「55ZL800」は、新開発の「CEVO ENGINE(シーボ・エンジン)」を搭載し、「CELLレグザ」に採用した「メガLEDパネル」との相乗効果により高画質化を実現した3D対応モデルとした。さらに、北欧のデザイナーであるヤコブ・イェンセンと協業し、デザイン性/環境性能を両立したという3D対応の「WL700シリーズ」も展開する。これにより、同社は2011年度にASEAN地域でのシェア20%を目指すとしている。
《小口》
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