NEC×ヴイエムウェア×シスコ、「VMware vCloud Director」を用いたクラウド基盤の動作検証を実施 | RBB TODAY
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NEC×ヴイエムウェア×シスコ、「VMware vCloud Director」を用いたクラウド基盤の動作検証を実施

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Express5800/SIGMABLADE
  • Express5800/SIGMABLADE
  • VMware vCloud Directorの概念
 日本電気(NEC)は8日、ヴイエムウェアの最新クラウド管理ソフトウェア「VMware vCloud Director」を用いたクラウドコンピューティング基盤の動作検証を、ヴイエムウェアおよびシスコシステムズと共同で実施することを発表した。

 NECの最新IAサーバ「Express5800/SIGMABLADE」、ストレージ「iStorage」と、ヴイエムウェアの最新クラウド管理ソフトウェア「VMware vCloud Director」と同社の仮想化ソフトウェア、およびシスコの仮想スイッチ「Cisco Nexus1000V」を組み合わせたクラウドコンピューティング基盤の動作検証を行う。検証の結果は、検証構成やインストール・セットアップ方法なども含めて、2010年度中に技術資料として公開される予定。

 さらに3社は共同プロモーションも展開、各社の製品を組み合わせたクラウドコンピューティング基盤の優位性について、企業・官公庁、サービス事業者に対して共同で普及・啓蒙を行う。具体的には2010年度中にクラウドコンピューティングに関するセミナーを複数回開催するとともに、この内容を広くプロモーション展開する予定だ。

 「VMware vCloud Director」は、同社の仮想化ソフトウェア「VMware vSphere」、および管理ソフトウェア「VMware vCenter Server」を用いた仮想環境について、サーバ、ストレージ、およびネットワークリソースからなる「仮想データセンター(VDC)」とよばれる論理的なプールを構築し管理できる製品。VMware vCloud Directorを使用することで、企業の情報システム部門やクラウドサービス事業者は、これらのVDCを、仮想アプライアンス、仮想マシン、OSイメージなどのさまざまな形態で、自動化されたセルフサービスとしてユーザーに提供することが可能となる。
《冨岡晶》
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