ソフトバンクとウィルコムは2日、スポンサー契約を締結したことを発表した。 ソフトバンクは、ウィルコムの再生支援において、XGP事業の譲受とPHS事業におけるコスト削減に対する協力について合意していたが、管財人からPHS事業を直接支援して欲しいとの強い要請を受け、検討を重ねた結果、管財人からの要請を受諾し、ウィルコムのスポンサーとなることを同日開催の取締役会にて決定した。さらに管財人との間でスポンサー契約を締結した。 このスポンサー契約でソフトバンクは、ウィルコムに対し事業家管財人を派遣すること、ならびにウィルコムの事業運営および更生計画の遂行に必要な支援を行うことに合意。更生計画は、更生債権および更生担保権に対する支払総額410億円(6年間の均等分割)の予定となっている。 ウィルコムは、今後ソフトバンクの御支援を受けつつ、引き続き全社一丸となって事業再生に取組むとしている。