今夏ボーナスのデジタル家電商戦、人気の薄型テレビから首位を奪った製品は? | RBB TODAY

今夏ボーナスのデジタル家電商戦、人気の薄型テレビから首位を奪った製品は?

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「ボーナス時の購買意欲の高いITデジタル家電製品―2010年夏ボーナス時」(出典MM総研 [ 東京・港 ] )
  • 「ボーナス時の購買意欲の高いITデジタル家電製品―2010年夏ボーナス時」(出典MM総研 [ 東京・港 ] )
  • 「ボーナス時の購買意欲の高いITデジタル家電製品―2009年夏ボーナス時」(出典MM総研 [ 東京・港 ] )
  • 「今夏のボーナス支給について」(出典MM総研 [ 東京・港 ] )
  • 「過去のボーナス時の購買意欲」(出典MM総研 [ 東京・港 ] )
 今夏のボーナス支給額は昨夏よりも改善し、ボーナス商戦に明るい兆し――MM総研のアンケート調査結果からこのような状況が見えていた。

 MM総研は、インターネットアンケート・サービス「gooリサーチ」により今夏のボーナスに関する調査を実施。その結果を「ITデジタル家電購入意向調査(2010年夏ボーナス商戦編)」として公表した。調査期間は5月28日~6月1日。1,113件の就業者からのアンケート回答をもとにしている。

 それによると、今夏のボーナス支給額が「昨夏より減少する」と答えた就業者は15.5%となり、同様の項目で昨夏の33%や昨冬の33.3%から大きく減少。また、今夏のボーナスによる購買意欲については、「昨夏と比べ下がった」と答えた就業者が31.9%で、こちらも昨夏の57.4%や昨冬の55%から大きく減少した。

 そこで気になるのは今夏のボーナス商戦。購買意欲の高いITデジタル家電について尋ねると(1人5つまでの複数回答)、薄型テレビの人気に陰りが見られた。

 同調査によるこれまでの「ボーナス時の購買意欲ランキング」で、薄型テレビは昨夏(12.6%)/昨冬(19.9%)ともにトップの座であった。しかし、今年の夏は2位(9.8%)へランクダウン。その背景として、エコポイント制度の制度改定の影響が少なくないようだ。

 昨年5月にスタートした同制度によりテレビ需要は好調に推移。しかし、2010年4月からの制度改定によって省エネ基準が厳格化され、対象製品の一部が対象から外されることとなった。そこで、制度改定前の3月までに「かけこみ需要」が発生し、その反動で昨年よりも購買意欲が落ち込んだと見られる。それでも薄型テレビの人気が2位にとどまっているのは、来年7月に地デジ化を迎えることと、新基準の対象製品がその人気を牽引しているためと考えられる。

 薄型テレビに代わってトップに立ったのはPC(12.9%)。昨夏(9.9%)と昨冬(18.1%)はともに薄型テレビに次ぐ2位であったが、そこからトップの座を奪取した形となった。PC市場で最も大きな動きは昨年10月のWindows 7の発売。以来、需要が高まり、市場は活況を呈してきた。発売当初のピークには及ばないもの、堅調に推移してきた結果、今回、首位に躍り出た形となったようだ。

 なお、同ランキングでトップ5の顔ぶれに昨夏と変わりはないが、順位の変動としてほかに、昨夏(7%)と変わらない3位のデジタルカメラに、昨夏4位(4.9%)のBlu-rayディスクレコーダーが同率(6.6%)で並んだのが注目される。

 ソニー/パナソニック/シャープが牽引していたBlu-ray市場に、今年の1月、新たに東芝が参入。市場が活性化されたことで、ユーザーの関心もBlu-rayに集まっている。数値が4.9%から6.6%へ高まっている点からも、Blu-rayディスクレコーダーの今後は大いに期待されるといえるだろう。
《加藤》

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