金星探査機「あかつき」を載せたH-2Aロケット、わずか6分前に打ち上げ延期 | RBB TODAY

金星探査機「あかつき」を載せたH-2Aロケット、わずか6分前に打ち上げ延期

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打ち上げ延期を伝えるJAXAサイト
  • 打ち上げ延期を伝えるJAXAサイト
  • JAXAでは氷結層の存在がいかに危険かを示す図も公開
  • 今回H-2Aロケット17号機に相乗りした大学開発の副衛星の詳細
 18日早朝にJAXA(宇宙航空研究開発機構)が予定していた金星探査機「あかつき」を載せたH-2Aロケット17号機の打ち上げが、現地の天候不順により延期された。氷結層を含む雲が発見されたためという。打ち上げの予定はまだ未定だ。

 JAXAでは、発射点から半径10キロ以内に雷雲がないことなどいくつかのロケット打ち上げに関する規定がある。今回は「氷結層を含み、鉛直の厚さが1.8キロ以上の雲」が経路にあるため延期された。打ち上げが延期されたのは、予定時刻のわずか6分前だった。

 今回打ち上げされる予定だったH-2Aロケット17号機には、金星探査機「あかつき」、宇宙帆船の実証機「イカロス」のほか、早稲田大学、鹿児島大、創価大などの小型副衛星4基も相乗りしている。早稲田大の「WASEDA-SAT2」はQRコードの撮影実験や学生への画像提供、鹿児島大の「大気水蒸気観測衛星」は集中豪雨予測を目指した大気水蒸気分布観測実験を行い、創価大の「Negai☆」は流れ星に願いを込める子供の未来応援衛星となっている。これら3基は地球衛星軌道を周回するが、20大学が参加した大学宇宙工学コンソーシアムの「UNITEC-1」は金星衛星軌道を周回。こちらはアマチュア無線コミュニティと共同で深宇宙からの微弱な電波の受信・デコード技術実験を行う。
《関口賢》

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