NEC、小規模病院向け電子カルテシステムをSaaS型で提供 ~ 「MegaOakSR for SaaS」発売 | RBB TODAY

NEC、小規模病院向け電子カルテシステムをSaaS型で提供 ~ 「MegaOakSR for SaaS」発売

エンタープライズ ソフトウェア・サービス

「MegaOakSR for SaaS」利用イメージ
  • 「MegaOakSR for SaaS」利用イメージ
  • 「MegaOakSR for SaaS」が提供する機能
 日本電気(NEC)は10日、100床以下の小規模病院向けに電子カルテシステムを提供するSaaS型サービス「MegaOakSR for SaaS」(メガオークエスアール フォー サース)を発表した。7月から販売を開始、12月から提供を開始する。

 2010年2月に厚生労働省から『「診療録等の保存を行う場所について」の一部改正について』(医政発0201第2号/保発0201第1号)が発せられたことにより、医療機関が患者の診療データを民間のデータセンターに保管しSaaS型で電子カルテシステムを利用する形態が可能となった。

 「MegaOakSR for SaaS」は、診療データを日本国内のデータセンター内で管理し、電子カルテ・オーダリング・看護システムといった主要な機能を、ネットワーク経由で提供するサービスとなっている。医師が記録した患者の症状・所見や処方・検査結果等のカルテ2号紙を中心とした「診療機能」、処方・注射・検査オーダ等の「オーダ機能」、入院患者の経過表や看護計画・指示実施管理等の「病棟機能」など、小規模病院の電子カルテ・オーダリンク・看護のサービスをSaaS型で提供する。また、3月に発布された『保健医療情報分野の標準規格として認めるべき規格について』(医政発0331第1号)に基づき、標準コード(医薬品HOTコードマスター、ICD10対応標準病名マスター)の採用や、患者診療情報提供書および電子診療データ提供書に対応する。さらに、標準臨床検査マスター(JLAC10)や、データの標準的な格納形態であるSS-MIX標準化ストレージにも対応した。標準コードの更新作業等は、データセンター側で一括して行う。さらに、複数の医療機関が診療情報を共有して連携を強化する地域医療連携ネットワーク「ID-Link」にも接続可能。

 なお同社によれば「MegaOakSR for SaaS」は、厚生労働省標準規格で定められた診療データの標準化に対応した、国内初のSaaS型電子カルテシステムとのこと。NECは「MegaOakSR for SaaS」を販売パートナーとともに積極的に拡販し、2013年度までに500機関への導入を目指す。
《冨岡晶》

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