日立、クラウドソリューション「Harmonious Cloud」に「Visual Studio Team Foundation Server 2010」を追加
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「Microsoft Visual Studio Team Foundation Server 2010」は、アプリケーション・ライフ・サイクル管理ソリューションの中核となるコラボレーション・プラットフォーム。チームでソフトウェア配布プロセス全体にわたって、リスクの軽減、対話の効率化、無駄の排除を実現できるようになる製品だ。日立では、同製品を「Microsoft統合開発環境提供サービス」としてラインアップに追加し、ITシステム開発者向けに28日から提供を開始する。
具体的には、プロジェクトチームで行うシステム開発の各工程に必要となる機能を実現する「Microsoft Visual Studio Team Foundation Server 2010」の開発環境を、プラットフォームとともにHarmonious Cloudセンターから提供する。開発されたソフトウェア資産は、Harmonious Cloudセンターで管理される。月額価格は1プロジェクト、5ユーザーにつき税込174,300円~。基本構成内容は、仮想サーバ (1core、2GBメモリ、40GBディスク、OS : Windows Server 2003, Standard Edition)、追加ディスク40GB、Microsoft Visual Studio Team Foundation Server 2010 5ユーザー分。
従来は、ユーザーがサーバを用意し、開発ピーク時に必要な数だけのソフトウェアライセンスの購入が必要なため、開発拠点あるいは開発企業が複数にわたる場合、共通で利用するサーバ環境などの配備に手間がかかるという問題があった。新サービスでは開発コストの適正化、サーバ環境構築の省力化などが実現する見込みだ。今後日立は、「Microsoft Visual Studio 2010 Ultimate」などのクライアント環境のメニュー化も市場のニーズにあわせて進めていくとしている。