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総務省、携帯電話端末の「SIMロック」について公開ヒアリングを開催

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アップル「iPad」
  • アップル「iPad」
  • ウィルコム「HYBRID W-ZERO3」
 総務省は24日、今後の検討の参考とするため、携帯電話端末のSIMロックの在り方について、関係者からの公開ヒアリングを行うことを発表した。

 基本的に日本の携帯電話には、SIMカード(Subscriber Identity Module Card)が搭載されているが、いわゆる「SIMロック」がかかっているため、他キャリアの携帯電話にSIMカードを差し込んで使う、といった利用方法ができないのが現状だ。しかしウィルコムがSIMロックフリーの端末「HYBRID W-ZERO3」を販売するなど状況が変わりつつある。とくに、日本でも近日発売予定のアップル「iPad」は独自のSIMカードを利用しているため、キャリアに依存しない形での発売が期待されている。

 総務省では、携帯電話市場の活性化を図る観点から、新規参入事業者に対する周波数の割当てや番号ポータビリティ制度の導入などの競争促進策を講じているが、利用者利便のさらなる向上やICT産業の国際競争力強化等を図る観点から、携帯電話端末のSIMロックの在り方について、あらためて検討を行う。この公開ヒアリングは、その参考とするためのものだ。

 ヒアリングは4月2日午後6時からで、総務省 第1特別会議室(中央合同庁舎2号館8階)にて開催。ヒアリング対象者(予定)は携帯電話事業者、携帯電話端末メーカー、消費者団体など。傍聴を希望する場合は3月29日17時までに事前申し込みが必要となる。
《冨岡晶》
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