NEC、難病コミュニケーション支援で「ITパラリンピック」開催 〜 ALS闘病中の篠沢教授がゲスト参加
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NECでは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)や筋ジストロフィー等の神経筋難病患者を中心とした重度身体障がい者のITコミュニケーション支援を目的とした社会貢献活動「NEC難病コミュニケーション支援講座」を開催している。この講座では、参加者である医療分野の関係者(看護師・保健師・リハビリテーション専門職など)が、上肢障がい者向けパソコン操作支援ソフト「オペレートナビ」や入力補助機器の使い方、そしてターミナルスイッチの作り方などを学び、実際に神経筋難病患者のITを利用したコミュニケーションのサポートを行っているという。「オペレートナビ」では、マウスやキーボードの操作をしなくても、特殊なスイッチを使って指先やこめかみ、まぶたなど身体の一部をわずかに動かすだけで、伝えたい文字をパソコンに入力できる製品だ。
「ITパラリンピック」は、「NEC難病コミュニケーション支援講座」の認知度を高めるとともに、障がいがあるために一般のマウスやキーボードが使えない人たちが、さまざまな工夫をしながら、パソコンやIT機器を使いこなしている「IT使い術」を教えあい、知識を共有するのが目的だ。開催日時は3月22日(月・祝)12時で、場所は首都大学東京・秋葉原サテライトキャンパス(秋葉原ダイビル12階)となる。参加費は無料。
なお当日のゲストとして、ALS患者である篠沢秀夫氏(学習院大学名誉教授)、佐々木公一氏(東海大学大学院)の参加が予定されている。TV番組「クイズダービー」で有名となった篠沢秀夫氏だが、2009年2月よりALSを発症、同年4月に気管切開して呼吸器装着したが、現在も闘病中だ。ITパラリンピックのサイトでは、そんな篠沢秀夫氏が病床で「オペレートナビ」を使い、パソコンを習得している動画が公開されている。元気な往年を知る者として、闘病姿はやはり痛々しく感じるが、老齢+障がいを越えてなお活動を行おうという姿勢に、頭が下がるばかりだ。
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