「日本にとって科学とは？」〜文部科学省、科学技術政策への意見を募集

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2010年3月11日（木） 15時20分

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　文部科学省は10日、「科学技術政策に関するご意見募集について」と題する文書を公開し、一般からの意見募集を開始した。

　寄せられた意見は、科学技術週間中の4月17日に行われるシンポジウム「科学技術の力による輝きのある日本の実現に向けて（仮称）」において活用されるほか、政策の参考となるとのこと。募集期間は3月10日〜23日の14日間。中川文部科学副大臣および後藤大臣政務官宛となるメール（nakagoto＠mext.go.jp）で受け付ける。氏名、性別、年齢、居住する都道府県（海外の場合は国名）、職業（所属、役職）（在学中の場合は「高校生」「大学生」など在学する学校段階を表記）、そして意見内容（2000字程度まで（A4用紙1枚程度まで））を記述し、件名を「意見」として送付すればよいとのこと。

　意見を募集する項目は、「日本が科学技術を推進することの意義や必要性」「地球温暖化、資源・食料・エネルギー問題、経済危機、医療・福祉問題などさまざまな問題があるが、科学技術を活用してどのような問題を解決してほしいか？」「これからの未来に向けて、どのようなことに挑戦してほしいか？」「科学技術を推進していくうえで、特に重点を置いて取り組む必要があるものは何か？」「国の予算や投資のあり方、目標・計画の立て方や評価のあり方、各省庁間の連携のあり方など、科学技術政策の進め方について、改善すべきと考えられる点は？」「科学技術・学術審議会基本計画特別委員会がとりまとめた提言や科学技術政策に関することなど全般への意見」の6項目となっている。詳細は文科省のサイトに掲載されている。寄せられた意見については、個人情報を伏せた上で、文部科学省のホームページあるいはシンポジウムで公表される場合がある。

《冨岡晶》