ケータイ・PHSの全5社、災害用伝言板における「全社一括検索」提供開始 | RBB TODAY
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ケータイ・PHSの全5社、災害用伝言板における「全社一括検索」提供開始

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災害用伝言板サービスの告知ポスター表面
  • 災害用伝言板サービスの告知ポスター表面
  • 災害用伝言板サービスの告知ポスター裏面
 電気通信事業者協会(TCA)の会員であるドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコム、イー・モバイルの携帯電話・PHS事業者5社は24日に、各事業者間をまたがる「全社一括検索」に正式対応すると発表した。3月1日からあらたに提供を開始する。

 現在、災害時の安否確認の手段のうち、音声により伝言を登録する「災害用伝言ダイアル171」については、対応するすべての事業者から安否情報の登録と確認が可能となっている。しかし、携帯電話・PHSの「災害用伝言板」では、各事業者が別個に運営しており、メッセージの登録・確認とも、各事業者の提供する伝言板により行う必要があったため、安否情報を確認する場合は知りたい相手先の加入する電気通信事業者を事前に知っておく必要があった。

 今回、携帯電話・PHS事業者5社が協力、災害用伝言板において横断的に検索可能な機能を開発した。次回の災害用伝言板体験デーに当たる3月1日より、「全社一括検索」を提供する。また、これまでの毎月1日の災害用伝言板体験デーに追加して、一部の事業者が実施していた毎月15日も共通の体験デーとなる。

 なお、事業者共同キャンペーンとして災害用伝言板サービスの告知ポスターが作成され、全国の学校、地方自治体、警察署、消防署、図書館等に約5万枚が送付される予定となっている。
《冨岡晶》
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