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富士通、SAP社の「Adaptive Computing Compliance Test」に日本メーカーで初めて合格

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ソリューションの概要
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 富士通は4日、SAPシステム向けに開発したソリューションが、SAP社のAdaptive Computing Compliance Testに日本メーカーで初めて合格したことを発表した。

 「Adaptive Computing Compliance Test」は、SAP社が、ベンダーごとのテクノロジーについて、「1.SAP Adaptive Computing Controllerと組み合わせたインスタンスの操作(起動・停止・リロケート)ができること」「2.OSの一元管理の仕組みを有していること」「3.パフォーマンスに問題がないこと」をテストし、SAP社のAdaptive Computingコンセプトに適合していることを確認するもの。現在、全世界で9社がテストに合格しており、国内で初めて富士通が合格した。

 SAP社のSAPシステムを運用支援するソフトウェア「SAP Adaptive Computing Controller」と、富士通の「ServerView Resource Coordinator VE」を連携するソフトウェアモジュールを開発することで、SAPシステム内に混在するサーバを一元管理し、SAPシステム上で活用するアプリケーションをCPUの稼働率の低いサーバに割り振り、利用できるようになった。これにより、SAPシステムにおけるWindowsサーバとアプリケーションの効率的な活用が行え、システムの一部分にかかっていた負荷を標準化できる見込み。

 PCサーバ「PRIMERGY」、SANストレージ「ETERNUS」、およびサーバの可視化・自動化ソフトウェア「ServerView Resource Coordinator VE」と、今回あらたに開発されたソフトウェアモジュールを組み合わせたソリューションによりテストに合格した(認定番号:2009008)。なお、本ソリューションの販売については、2010年4月上旬予定となっている。
《冨岡晶》
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