KDDI、日系通信事業者で初めてデータセンターをアフリカ展開 | RBB TODAY
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KDDI、日系通信事業者で初めてデータセンターをアフリカ展開

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TELEHOUSE CAPE TOWN概観
  • TELEHOUSE CAPE TOWN概観
  • TELEHOUSE CAPE TOWN仕様
 KDDIグループの欧州現地法人であるTELEHOUSE EUROPEは2日、南アフリカ共和国のケープタウンに、データセンター「TELEHOUSE CAPE TOWN」を開設、サービスを開始した。日系通信事業者としてはアフリカ地域でのデータセンター開設は初となる。

 「TELEHOUSE CAPE TOWN」は、南アフリカのケープタウン市内に位置し、「TELEHOUSE」グローバルスタンダードを満たしたハイスペックなデータセンター。24時間365日の厳戒な巡回警備・監視体制で管理された環境で、顧客のICT資産を運用する。インフラ設備は冗長構成を標準とし、複数ルートによる電力供給やUPS(無停電電源装置)、自家発電設備を完備し、停電などの障害発生に備えるほか、火災検知システムなどトラブルの未然予防設備も備える。これにより、世界的に需要が増大しているICTアウトソーシング、DR(Disaster Recovery)、BCP(Business Continuity Plan) への対応をさらに強化している。本コロケーションサービスとしては、ラックコロケーションサービスとケージ型コロケーションサービスを提供する。

 「TELEHOUSE CAPE TOWN」は、南アフリカでは初のキャリア・ニュートラルなデータセンター事業者であるTeraco Data Environmentsが、2009年2月にケープタウンに建設したデータセンターを、TELEHOUSE EUROPEと「Teraco」が締結したパートナーシップ契約に基づき、開設するもの。「Teraco」はヨハネスブルグにもあらたなデータセンターを建設中で、TELEHOUSE EUROPEでは、2010年春に当該センターを「TELEHOUSE JOHANNESBURG」として開設する予定で準備を進めているとのこと。今回の開設で、「TELEHOUSE」拠点数は8地域、9都市、14拠点になる。
《冨岡晶》
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