ソフトバンク、「ホワイトクラウド」でクラウド事業に参入 | RBB TODAY
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ソフトバンク、「ホワイトクラウド」でクラウド事業に参入

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「ホワイトクラウド」のサービス展開イメージ
  • 「ホワイトクラウド」のサービス展開イメージ
  • 「ホワイトクラウド シェアードHaaS」「ホワイトクラウド プライベートHaaS」サービス概要
  • 「ホワイトクラウド コミュニティ」メンバー
  • 「ホワイトクラウド|ソフトバンクテレコム」サイト(画像)
 ソフトバンクテレコムは18日、ソフトバンクグループシナジーを活かしたクラウドコンピューティングサービスの第一弾として、「ホワイトクラウド シェアードHaaS」「ホワイトクラウド プライベートHaaS」を発表、受付を開始した。2010年2月より提供を開始する。

 ソフトバンクグループが提供する企業向けのクラウドコンピューティングサービスに関わるプロダクトは、今後「ホワイトクラウド」という新ブランド名称で提供されるとのこと。「ホワイトクラウド シェアードHaaS」「ホワイトクラウド プライベートHaaS」は、ソフトバンクテレコムのネットワークインフラとデータセンターを、共有サーバおよび専用サーバを月額基本料金と従量料金で提供するサービス。現在提供しているソフトバンクテレコムの企業向けネットワークサービス(ULTINA)やインターネットを経由して、ビジネスに必要なリソースを、必要なときに必要な量(従量制)で組み合わせ、安価に利用できるという。

 特に1Gbpsの共用インターネットの「ホワイトクラウド シェアードHaaS」は、月額4,725円/1VM〜(税込)から利用可能。VMリソースはCPU 1Core、メモリ 1GB、HDD 100GB、NIC 1portとなる。専用ホスティングで提供される「ホワイトクラウド プライベートHaaS」では、負荷状況にあわせたハードウェアリソースが利用できるよう、「基本料+従量課金」の月額料金体系の従量制でサービスを提供。任意でサーバ、ストレージ、ネットワーク機器一覧より選択可能となっており、回線も共用/専用インターネット専用閉域回線となる。

 また、ソフトバンクグループが提供するクラウドコンピューティングサービス「ホワイトクラウド」を開始するにあたり、ソフトバンクグループ企業とホワイトクラウド構想に賛同し、協賛するパートナー企業との共同体として「ホワイトクラウド コミュニティ」を発足したとのこと。「ホワイトクラウド コミュニティ」は、個々の企業単独ではカバーしきれないさまざまなクラウドコンピューティングサービスを共同で実現し、サービスの付加価値を高めることを目的としたものとなっている。

 なお、ソフトバンクグループでは2009年10月からソフトバンクBBにおいて「ホワイトクラウド」をITインフラとして利用開始しており、サーバ台数は735台から230台へ削減し、IT運用コストにおいては13.9億円/5年削減させることが可能となったという。今後、グループ全体のシステムにおいても「ホワイトクラウド」を適用し、業務効率の向上やコスト削減など、実績として得られた具体的な数値を活用し、導入提案に活かしていく方針とのこと。
《冨岡晶》
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