液晶テレビ年末商戦、注目は「LEDバックライト搭載モデル」か〜カカクコム調べ
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同調査は、月間約2,000万人が利用する同サイトのアクセスデータや価格情報などを集計・分析したもの。これによると、11月10日に発売されたLED AQUOSのLXシリーズと、翌11日発売のREGZAのZX9000/Z9000シリーズが、同サイトで多くのPVを集めているという。
LED AQUOS LXシリーズは、高コントラスト比を実現する「UV2A(ユーブイツーエー)技術」を採用した次世代液晶パネルと、高精度な発光と高い効率性のLEDバックライトを搭載。テレビコントラスト200万:1という画質性能の大幅な向上とともに、同社前衛機種比で30%以上の消費電力削減を可能にし、業界最高の低消費電力を両立させた。液晶テレビ「AQUOS」が2010年に発売以来10年目を迎える節目に先駆けたモデルとなる。ラインアップは、60V型ワイド液晶「LC-60LX1」/52V型ワイド液晶「LC-52LX1」/46V型ワイド液晶「LC-46LX1」/40V型ワイド液晶「LC-40LX1」の4製品。
同サイトで4製品のうち最もPVの高いLC-40LX1で見た場合、1日に2,000前後だったPVが10月下旬頃から徐々に増え、発売2日前の11月8日に4,000PVを突破。10日の発売から5日後の15日は7,000PVに迫る勢いだ。
一方、REGZA ZX9000/Z9000シリーズは、高い処理性能を行う映像エンジン(プロセッサ)を中心として作り出される「超高解像技術」や、PC用のUSB外付けHDDを接続するだけで番組録画が行えるという「USB HDD録画機能」をはじめ、多彩な機能でREGZAのハイクラスとなる。さらに、上位モデルのZX9000シリーズではLEDバックライトを搭載する。
ラインアップは、Z9000シリーズが55V型ワイド液晶「55Z9000」/47V型ワイド液晶「47Z9000」/42V型ワイド液晶「42Z9000」/37V型ワイド液晶「37Z9000」の4製品。ZX9000シリーズが、55V型ワイド液晶「55ZX9000」/46V型ワイド液晶「46ZX9000」の2製品となる。
そこで同サイトのPVの推移を見てみると、Z9000シリーズの42Z9000/37Z9000は先のシャープ製LC-40LX1を上回る勢い。10月下旬に4,000PVを超え、11月に入ると8,000PV前後で推移。そして発売から4日後の11月15日にはともに16,000PVレベルとなっている。上位モデルのZX9000シリーズは先の両シリーズほどのPVではないが、それでも発売を機に注目度が高まり、46ZX9000は発売前に1,500〜2,000PVで推移していたところ発売から4日後の11月15日には約倍増の3,000PVを突破した。
こうしたPVとともに、人気を裏付けるのが実売価格の推移。3シリーズとも価格はオープンとなっているが、一般的に、人気が集まる製品ほど実売での価格競争が起こるもの。実際、シャープの40V型LC-40LX1は20万円を切り、46V型LC-46LX1は25万円を切る価格。東芝のZ9000シリーズでは42V型42Z9000が19万円を切り、37V型37Z9000は15万円を切る価格へと推移している。上位モデルのZX9000シリーズは、46V型46ZX9000が35万円程度と高額ながら、発売当初の50万円前後から約3割価格が下落している。品質はもちろん価格においても、液晶テレビの年末商戦で注目される製品と言えるだろう。
なお、こうした3シリーズのさまざまな推移からうかがえるのは、「従来型液晶モデル」vs「LEDバックライト搭載モデル」という図式。LEDバックライト搭載モデルのほうが画質や省エネなど機能面で有利となり、価格面でも前述から、LED AQUOSの40V型LC-40LX1や46V型LC-46LX1がLEDバックライト非搭載のREGZA Z9000シリーズとほぼ同じ価格帯となっていることがわかる。
また、10月5日に発表され、12月上旬の発売が予定されている東芝の「CELL REGZA 55X1」が注目される。超解像技術「CELLプラットフォーム」と、高輝度LEDバックライトを採用した「メガLEDパネル」を搭載するなど最新技術を導入し、同社では新たなフラッグシップモデルに位置づけている。実売価格が100万円前後と予想されているため、決して普及モデルとはいえないが、次世代液晶テレビのカギとなる「LEDバックライト搭載モデル」として、今後の動向が注目される。
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