公取委、クアルコムに排除命令 〜 携帯の知的財産権で不当契約
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クアルコムは国内の端末製造販売業者に対し、CDMA携帯無線通信に関わる知的財産権の実施権などを一括して許諾するにあたり、非排他的かつ無差別に許諾をするとしていた。だがその一方で、不公平な契約を強いていたという。具体的には、携帯電話端末および基地局に用いられる半導体集積回路などの製造・販売などのために、(1)クアルコムに知的財産権の実施権などを無償で許諾すること、(2)クアルコムおよびその顧客に知的財産権に基づく権利主張を行わないこと、(3)クアルコムのライセンシーに対し知的財産権に基づく権利主張を行わないことといった、3つの条項だ。
この契約が締結されたために、国内の端末製造販売業者は、知的財産権に基づく差し止め訴訟、ライセンス料の請求などが行えなくなっている。このため技術の研究開発意欲が損なわれ、公正な競争が阻害されるおそれがあると公取委は見なしている。公取委では、締結された契約について、すべて破棄しなければならないとしており、すみやかにクアルコムの業務執行の決定機関において、規定の破棄および行為の禁止を決議するよう求めている。
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