サイバートラストとDIT、電子メール暗号化分野で協業開始 〜 S/MIMEの問題点を解消 | RBB TODAY
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サイバートラストとDIT、電子メール暗号化分野で協業開始 〜 S/MIMEの問題点を解消

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 サイバートラストとデジタル・インフォメーション・テクノロジーは28日、電子メール暗号化分野での協業を発表した。

 電子メールのセキュリティ分野においては、「S/MIME」がグローバルスタンダードの技術とされているが、暗号化および復号化するための証明書および秘密鍵の管理の煩雑さやコストの問題などから、充分に普及していないという状況にある。今回の両社の協業は、電子メール暗号化ソリューションを共同で開発するのが狙い。具体的には、電子メール暗号化製品・サービスの共同開発、共同マーケティング、相互販売の包括的な協業となり、電子メールの保護においてもっとも安全で相互運用性が高いS/MIME技術を用いるとともに、これまでS/MIMEが抱えていた課題を解決するS/MIME暗号化用の電子証明書の発行管理サービスと、電子メール暗号化ソフトウェアを完全に統合した日本初のソリューションとなるとのこと。

 このソリューションにより、S/MIMEの技術を用いながら、電子証明書および秘密鍵の発行や更新などが自動化され、IT管理者の電子証明書管理の煩雑さを解消(ゼロ・アドミニストレーション化)するとともに、これまでにないライセンス体系を適用することで、グローバルスタンダードな電子メール保護ソリューションを低コストで導入および利用することが可能となる見込みだ。サイバートラストとデジタル・インフォメーション・テクノロジーの両社は、数か月以内に電子メール暗号化ソリューションをリリースするとともに、マーケティングおよび販売についても協力するとしている。
《冨岡晶》
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