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日立ソフト、世界初の3人同時書き込みを実現した電子黒板を発表 〜 学校ICT環境整備事業に対応

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世界で初めて3人同時書き込みを実現した電子黒板「FX-TRIO」
  • 世界で初めて3人同時書き込みを実現した電子黒板「FX-TRIO」
  • 画面両サイドに機能ボタンを設置した電子黒板「PX-DUO-50」
 日立ソフトは24日、電子黒板「StarBoard(スターボード)シリーズ」のボード型(フロントプロジェクションタイプ)および一体型(プラズマタイプ)に新機能を追加し、新モデルとして発売することを発表した。

 2009年度の補正予算には、学校ICT環境整備事業(デジタルテレビ、コンピュータの整備など学校などのICT環境整備事業)が盛り込まれているが、この事業には、デジタルテレビ、電子黒板、コンピュータ、校内LAN整備、アンテナ工事などが含まれており、なかでも電子黒板は、公立の小中学校約32,000校への導入が計画されている。日立ソフトでは、さまざまなサイズのプロジェクタ投影のボード型やテレビにも簡単に対応可能な基盤を活用しており、今回ボード型モデル「StarBoard Next-FX-DUO」にて、3人同時書き込みの機能を実現し、学校ICT環境に対応したモデル「FX-TRIO(トリオ)」シリーズとして発売する。サイズは88ワイド型と77型の2モデル。

 「FX-TRIO」では、従来の2人同時書き込み(ペアライティング)が進化し、3人同時に書き込みができるようになった。3人の生徒が電子黒板の前に立って授業に参加するなど、通常の黒板により近い環境で使用可能。同社によれば、世界の電子黒板のなかでも、3人同時書き込みを実現したボード型モデルは初とのこと。そのほかフリーハンドで描いた絵を、自動的に綺麗に整形する「インテリペン」、指だけで画面の拡大・縮小ができる「マジカルタッチ」などの機能を搭載する。またあらたに昇降型スタンドを開発し、「FX-TRIO」(88型/77型)と短焦点プロジェクタおよびスタンドと合わせた一体化モデルを2010年1月より提供する。「FX-TRIO-77」「FX-TRIO-77プロジェクタ一体型モデル」が2010年1月末より提供開始、「FX-TRIO-88W」「FX-TRIO-88Wプロジェクタ一体型モデル」が2010年2月末より提供開始の予定。

 一方、一体型(プラズマタイプ)「PX-DUO-50」では、新しくファンクションボタン(外部スイッチ)を画面の両サイドに設置。先生が電子黒板の左右どちらに立ってもワンタッチで操作できるため、よりスピーディで視覚的な授業が可能になる見込みだ。「PX-DUO-50両ボタンモデル」は11月1日より提供開始の予定。なお一体型は既存モデルと併売し完売後統合予定。両ボタン希望の場合は個別指定可能。
《冨岡晶》
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