ウィルコム、全国16万の基地局を活用した各種災害対策システムを開発 〜 自治体向けに販売へ
エンタープライズ
モバイルBIZ
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
ジー・サーチとデータウェア、「落札情報ナビ」を販売開始 〜 40万件の公共入札案件の落札情報を一括検索
-
NTTコムウェア、「タンジブル災害情報管理システム(デジタルペン版)」を開発
ウィルコムでは、全国16万局のPHS基地局設備およびそのロケーションを活用した災害対策システムを開発、その普及を積極的に推進するとしている。今回開発された「防災システムソリューション」は、地方自治体の防災放送用スピーカーや緊急地震速報受信機、降雨量計、カメラなどをPHS基地局や住民宅に設置し、ウィルコムのIPバックボーンと接続させることで、自治体イントラネットの構築を行うもの。これにより、自治体の地域災害情報の把握、情報の収集および避難情報などの迅速な周知・配信が可能になる見込みだ。
本システムの緊急地震速報受信機は、内蔵した地震計でP波(初期微動)を検知し、直下地震にも対応。地震発生に対してP波検知と、気象庁の緊急地震速報(予報)の2ルートを持っており、より早くより確実に、地震の発生を警告し、地震災害の軽減が期待できるという。また、PHS基地局に雨量計測器を設置し、主に地方自治体向けに雨量情報を提供する「降雨量計測システム」を、メタウォーターと共同で開発した。雨量測定位置として適した位置にあるPHS基地局を選択し、今回開発された雨量計を設置したもので、PHSネットワークを利用して情報サーバーまで雨量データを伝送できるという。本システムについては、福井県福井市の協力を得て、2009年9月より試験運用を開始する予定となっている。また現在、沖縄県金武町においてPHSの特長を活かし、防災システムの再構築の検討が進められているとのこと。
関連リンク
関連ニュース
-
ジー・サーチとデータウェア、「落札情報ナビ」を販売開始 〜 40万件の公共入札案件の落札情報を一括検索
-
NTTコムウェア、「タンジブル災害情報管理システム(デジタルペン版)」を開発
-
ラネクシー、3,000以上のファイルタイプを識別できる情報漏えい対策ソフト「DeviceLock V6.4」発売
-
県や町など自治体の「Twitter」利用、8割が賛成 〜 アイシェア調べ
-
【WIRELESS JAPAN 2009 Vol.8】WILLCOM CORE XGPを利用したハイビジョン伝送&病院・自治体向けの端末
-
フェイスとウィルコム、XGP搭載の家庭用情報端末を共同開発
-
夏休みを前に「親子で話そう、決めよう、ケータイのルール。」PRキャンペーンが開始
-
SaaS型クラウド・グループウェア「GRIDY」、パートナー制度を開始 〜 参加企業を募集
-
「これからが本当の深刻化…」新型インフルの影響で、厚労省や大阪府サイトの利用者が増加
-
ACCS、全国の知事と政令市の市長にソフトウェア管理の徹底を要請
-
新型インフル拡大の兆し〜まずは付近の発熱外来をチェックしよう
-
「青少年ネット規制法」が本日より施行 〜 フィルタリングの義務化など
-
NTT Comとセールスフォース、甲府市の定額給付金支給管理システムに「Salesforce over VPN」を提供
-
デジタルアーツ、電子メールフィルタリングソフト「m-FILTER」Ver.2.5を発売 〜 誤送信防止、LGWAN向けドメイン変換に対応
-
地域密着型ケータイ!? 〜 au「埼玉ケータイ パック」提供開始
-
日本ユニシス他4社、「SaaS型 地域防災・事業継続支援システム」の実用化を検証開始
-
【インタビュー】e-Taxで税額控除も!ICカードリーダライタ導入の利点
-
【特集・SaaS】ビジネスボリュームは100倍に伸びる——セールスフォース・ドットコム代表取締役社長 宇陀栄次氏
-
ネットスター、フィルタリング普及啓発に向けた5つの取り組みを発表
-
【地域WiMAX】「日本はWiMAXのポテンシャルが非常に高い」——アルバリオン戦略&マーケティング副社長Dr.モハンマド・シャクリ
-
フリービット、指紋認証付きUSBメモリとVPNを組み合わせた地方自治体向け財務会計業務利用サービス