IIJ-Tech、統合メールセキュリティ「iiMail Suite」を発表 — 競合製品より3〜5割廉価に | RBB TODAY
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IIJ-Tech、統合メールセキュリティ「iiMail Suite」を発表 — 競合製品より3〜5割廉価に

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iiMail Suite 提供価格(ライセンス価格)
  • iiMail Suite 提供価格(ライセンス価格)
 アイアイジェイテクノロジー(IIJ-Tech)は3日、統合メールセキュリティソリューション「iiMail Suite(イーメール スイート)」を発表した。7月1日より提供開始する。

 iiMail Suiteは、企業のメールシステムの基本機能から情報漏えい対策や内部統制の強化などのセキュリティ対策までをトータルにサポートする製品。「メールサーバ機能」「メールアーカイブ/監査機能」「誤送信防止機能」「暗号化機能」の4つの機能を提供する。「メールサーバ機能」ではメールの基本機能とアカウント管理の機能を提供。アカウント管理はもちろん、メールサーバの状態監視などの必要な作業は、すべて管理画面上で操作可能。「メールアーカイブ/監査機能」では送受信メールの保管を行い、ヘッダ・本文・添付ファイルに含まれるキーワード検索や、メールサイズなどの検索に対応する。また設定した監査ポリシーにより、送信メールを第三者がチェックができ、かつ監査後の証跡を保持できる。「誤送信防止機能」では送信メールの一時保留により、メールの誤送信を防止する。「暗号化機能」では設定したポリシーにより、送信メールの本文と添付ファイルを自動的に暗号化する。メール受信者は、別途送付されたパスワードを入力しなければ、暗号化されたメールを閲覧できない。

 各機能はそれぞれ独立しており、顧客の既存メール環境に必要な機能だけを組み合わせて導入することが可能。複数の機能を導入しても管理画面は1つに統合できるため、メールシステムにおけるユーザー管理などの運用負荷を大幅に軽減できるとのこと。アカウント数1〜500でiiMail Mail Serverが375万円など。競合製品を利用する場合と比較して、3割から5割ほど安い価格でセキュアなメール環境を構築できるという。

 ちなみにiiMail Suiteのメールサーバ機能は、2006年にIIJ-Techがオープンソースを基に独自開発して提供しているエンタープライズメールシステム「iiMail(イーメール)」を使用している。今回あらたに、メールアーカイブ/監査機能、誤送信防止機能、暗号化機能を自社開発し、iiMailと合わせ、統合メールセキュリティソリューションとして提供したものとなる。
《池本淳》
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