韓国ウィンタースポーツ史に新たな1ページを刻んだチェ・ガオン(17、世和高校)が凱旋した。
金メダルの興奮冷めやらぬなか、“女王”は何を語ったのだろうか。
2026ミラノ・コルティナ冬季五輪スノーボード女子ハーフパイプで金メダルを獲得したチェ・ガオンは、2月16日に帰国した。
彼女はイタリア・リヴィーニョのスノーパークで行われた決勝で最終90.25点を記録し、劇的な金メダルを獲得した。特に1回目の試技で転倒し、完走すら危ぶまれる状況からつかんだ快挙で、韓国の雪上種目史上初の金メダルである。
帰国後、母国メディアの取材に応じたチェ・ガオンは、「ミラノではあまり実感がなかった。韓国に戻って迎えてもらい、ようやく実感が湧いてきた。今は本当に幸せ」と笑顔を見せ、「こんなにたくさん来てくださるとは思わず、少し戸惑って恥ずかしいが、その分とても幸せで感謝している」と語った。
食べたい料理を聞かれると、高校生らしい答えを披露。「おばあちゃんの肉チヂミが一番食べたい。ドバイもちクッキーもすごく食べたかったが、別の方がミラノでくださったので食べてきた。マーラータンも食べたい」と明かした。


また、スキーやスノーボード支援を続けてきたロッテグループのシン・ドンビン会長への感謝も忘れなかった。彼女は2024年、スイスW杯出場中に腰を負傷し、現地で緊急手術が必要になった際、シン会長が約7000万ウォン(約700万円)の手術費を支援していた。
チェ・ガオンは「一番つらい時期に応援してくださり、大きな支援もしていただいたおかげで今ここに立てている。いつも感謝しかない」と述べた。
彼女の快進撃はまだ始まったばかりだ。金メダル獲得後、その生い立ちや背景にも注目が集まった。特に、韓国にはハーフパイプの練習施設が1つしかないため、日本で研鑽を積んでいたというエピソードが大きな話題となった。

チェ・ガオンは「遠い目標は特に決めていないが、これからもっと努力してより良い技をたくさんお見せしたい。常に多彩な技を披露したい」と力強く語った。



