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日立、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」の新ラインアップ2機種を発表

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統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」
  • 統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」
  • 製品スペック
 日立製作所は10日、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony」において、ブレードサーバの新ラインアップ2機種を発表した。いずれも販売は4月1日よりとなる。

 省電力対応を強化した新ハイエンドモデル「BS2000」と、小型高集積モデル「BS320」の適用範囲をファイルサーバやバックアップサーバなど部門システムの統合まで拡大したモデルが追加された。「BladeSymphony」は、ブレードサーバ/ストレージ/ネットワークを、システム管理ソフトウェアで一体化し、システム全体の統合的な運用管理を実現した統合サービスプラットフォーム製品。企業の基幹システムやPCサーバ統合などの用途で利用されている。

 新ハイエンドモデル「BS2000」は、日立独自開発のサーバ仮想化機構「Virtage(バタージュ)」により、従来比約2倍の仮想サーバ集約率を実現するとともに、現行ハイエンドモデル「BS1000」に比べ、4倍のメモリ容量、7倍のI/O性能を実現するなど、高信頼な仮想化システムを支える基本性能を大幅に強化した。また、80 PLUS GOLDに準拠した世界最高レベルの高効率電源を搭載し、従来より7%向上したAC/DC変換効率92%の省電力対応を強化している。価格は税込2,793,000円〜。

  小型高集積モデル「BS320」では、あらたに「HDD拡張サーバブレード」や「PCI拡張サーバブレード」を開発し、ファイル・バックアップサーバ含めた統合システムを単一シャーシで提供する。また、統合システム運用管理「JP1」との連携を強化したことで、仮想化環境のリソース最適化や、一元管理など、仮想化環境をより効率的に利用できるようになった。価格は916,965円〜。

 なお両機種でプロセッサ利用状況に応じて周波数を制御し、サーバブレードの消費電力を最適化するパワーキャッピング機能に対応した。これにより、サーバブレードの消費電力を約16%削減できるという。さらに、これまでハイエンドモデル「BS1000」IPFサーバブレードでのみ提供してきた、7年間のハードウェア長期保証(ロングライフサポートサービス)を、業界で初めてインテルXeonプロセッサ搭載サーバブレードにも適用し、「BS2000」「BS320」を含め提供を開始するとのこと。
《池本淳》
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