KDDI・NEC・慶応大、「遠隔予防医療相談システム」の実験を開始〜公民館で画面を共有しながら相談可能 | RBB TODAY

KDDI・NEC・慶応大、「遠隔予防医療相談システム」の実験を開始〜公民館で画面を共有しながら相談可能

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実証実験の体制
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  • 遠隔予防医療相談システム概要
 慶応義塾、NEC、KDDIの3者は8日、同大学の「コ・モビリティ社会の創成プロジェクト」 の一環として、「遠隔予防医療相談システム」の実証実験を開始した。

 ユニファイドコミュニケーション対応型の相談端末・タッチパネル型端末・血液レオロジー測定装置(いわゆる血液サラサラ測定)・携帯電話・インターネット等を組み合わせた「遠隔予防医療相談システム」を新たに開発し、東京都西多摩郡奥多摩町の協力のもと、地域集会所や公民館等に装置を常設する。ここで採血された血液のサラサラ度合いを血液レオロジー測定装置で検出し、データをインターネットで都心の医師に送信し、住民と医師や健康コンシェルジュスタッフが血液データをはじめとする健康データをコミュニケーション端末の画面上で共有しながら、健康相談や助言などを行うことが可能となる。医師と定期的に話すことで住民の安心感を高め、QOL (Quality of Life) の向上、中長期的には自治体の医療費負担の削減につなげることが目標とのこと。なお、血液サラサラ度合いがわかる動画を遠隔で住民と医師が共有するのは、世界初の試みとなる。

 慶應義塾は、奥多摩町13カ所のコミュニティセンター(地域集会所、公民館 等)における実証実験の実施、実証実験の運営のとりまとめ、血液レオロジー測定装置の設置、医療相談を実施する。NECは、コミュニケーション端末の開発および設置、パネルコンピュータの設置、遠隔予防医療相談システムを構築する。KDDIは、タッチパネル型健康管理専用端末の設置、携帯電話等による遠隔健康管理支援に要する通信インフラを提供する役割をそれぞれ担う。

 実験期間は2008年11月12日〜2009年3月31日、実験地は東京都西多摩郡奥多摩町。奥多摩町内に21ある自治会の中で、山間部にあり高齢化率の高い限界集落(人口の50%が65歳以上)5地域の65歳以上の高齢者を中心に約100名の希望者が参加するとのこと。
《池本淳》

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