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日本デジコム、世界最小の組み込み型衛星通信モジュール「THURAYA Module」発売

エンタープライズ その他
THURAYA Module
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 日本デジコムは6日、世界最小となる組み込み型衛星電話通信モジュール「THURAYA Module」(SM-2500)の販売を開始した。オープン価格で想定実売価格は35,000円/個(SIMカード契約料・月額管理料金は含まず)。

 THURAYA Moduleは、ほぼ名刺大の約52×9.5×72mm・約60g。THURAYA衛星電話の音声通話に対応し、データ通信速度は、アナログ9.6kbps・G3FAX9.6kbps、GmPRS(上り15kbps/下り60kbps)となる。THURAYA衛星用アンテナ端子、GPS用アンテナ端子、外部機器接続用端子(100pin)を備えた組み込み型衛星電話通信モジュールのため、既存の工業製品に簡単に機能付与が可能となっている。またユーザに対して、技術情報も開示されるため、オリジナル端末の開発も可能となっている。

 ただしTHURAYA衛星電話サービスは、日本国内をカバーエリアとするが、日本国内において2008年10月現在、日本でのTHURAYA事業免許を取得している事業者が存在していないため、THURAYA衛星携帯電話サービスは日本国内では利用できない。現時点では輸出・海外利用向け商材となる。

 なお同日THURAYA Module用のアンテナキット「THURAYA Module EvaluationKit witn Antenna」も販売を開始した。想定実売価格は25,000円/個
《冨岡晶》
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