CEATECのHUAWEIブースで、現在開発中というSDカード型の3G通信モジュールが展示されている。 このSDカードは、サイドに3GのSIMスロットがあり、SIMカードを挿入すればそのままスタンドアローンの通信モジュールとして機能する。3GはHSPA+に対応する。ノートPCのSDスロットにこのカードを差せば、3Gによるインターネット接続が可能となる。USBのドングルやPCIカード、あるいはモバイルルータなど不要だ。 残念ながらSDカードとしてのメモリは搭載されていないそうだ。純粋に通信モジュールとして使うための製品だが、USBドングルやモバイルルータ、スマートフォンなどなくても本体だけでモバイルネットワーク(経由インターネット接続)につながるノートPCというのは便利だと思う。 ぜひ、日本でも低価格なMVNO SIMなどとセットで発売してほしい。が、そこまでやるならノートPCにSIMが差せるようになってくれても同じかもしれない。いずれにせよ、仕事柄PCが必要な人にとっては市販を期待したい製品だ。