松下電器、デジタルテレビ向けのUniPhierシステムLSIを開発〜全世界の主要な放送方式に対応可能
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UniPhier(ユニフィエ)は、松下電器産業が開発した、デジタル家電向けの統合プラットフォーム。MN2WS0052は、新世代UniPhierプラットフォームを活用し、高圧縮な画像コーデック方式MPEG-4 AVC/H.264や、低ビットレートで高音質な欧州オーディオ規格HE-AACなどの再生機能を実現することにより、全世界の主要な放送方式への対応を可能にしたとのこと。映像はMPEG-4 AVC/H.264など3方式に対応、音声はHE-AACなど5方式に対応する。
また最先端微細45ナノメートルプロセスを採用し、映像信号処理部の1チップ化で、所要部品点数の削減を実現した。機器での実装面積と消費電力は約2分の1に削減可能とのこと。さらにAM34-SMP(対称型マルチプロセッサ)2CPU構成とフルHD対応高速グラフィックスエンジンを搭載する。
従来、MPEG-4 AVC/H.264対応のテレビを実現するには、映像信号処理部として、AVデコード用と映像処理用の専用LSIが必要であり、さらにこれらのLSIには多くの外付けメモリが必要だったが、MN2WS0052を採用することで、省部品化が実現、ネットワーク対応デジタルテレビの普及に貢献すると見られている。
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