VMware Infrastructure 3日本語版が出荷開始!国内の仮想化市場は320億円規模に!! | RBB TODAY
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VMware Infrastructure 3日本語版が出荷開始!国内の仮想化市場は320億円規模に!!

エンタープライズ その他
発表会で挨拶をするヴィエムウェア株式会社代表取締役社長の三木泰雄氏
  • 発表会で挨拶をするヴィエムウェア株式会社代表取締役社長の三木泰雄氏
  • VirtualCenterのメニューや画面表示が日本語化されているほか、一覧に表示されている仮想マシンに日本語の名前が使われているのがわかる
  • 日本の仮想化ソフトウェア市場の動向を紹介するIDCジャパンのソフトウェアリサーチアナリスト入谷氏
  • IDCジャパンの予測では、2011年には320億円規模に達するという。また日本国内の成長率(赤い折れ線)は、ワールドワイドの成長率(緑の折れ線)に対して高目に推移すると見込まれる
 ヴイエムウェアは、5月1日からVMware ESX 3.5とVirtualCenter 2.5を含む仮想化ソフトウェアスイート「VMware Infrastructure 3 version 3.5アップデート1(日本語版)」の出荷を開始すると発表し、都内で記者会見を開催した。

 今回出荷が開始されるVMware Infrastructure 3(以下VI3) version 3.5アップデート1(日本語版)は、昨年12月に発表されたVI3 version 3.5と基本機能は変わらない。ただし、VirtualCenter(以下VC)やVMware ESXの多言語対応を図っており、VCのインターフェイスやオンラインヘルプなども日本語化されているほか、昨年12月以降に登場した最新OSやデバイスなどにも対応している。

 販売は、同社のパートナー企業と通じて行われ、市場予想価格はそれぞれVI3 Foundation(旧称Starter)が200,000円、VI3 Standardが470,000円、VI3 Enterpriseが900,000円となっている。

 発表会では、IDCジャパンのソフトウェアリサーチアナリスト入谷光浩氏が招かれ、同社による「仮想化ソフトウェア市場の動向」を紹介した。その中で入谷氏は、日本国内の仮想化ソフトウェア市場は、2011年に320億円規模に達する見込みであると述べた。また、その成長率についても、ワールドワイドに比べ、日本市場は高目に推移することが予測されるという。これを裏付けるのがVMware社ならびにヴイエムウェアの第1四半期の成長率だ。「ワールドワイドでの成長率は69%だが、日本市場の成長率をそれをはるかに上回っている」(三木氏)という。仮想化ソフトウェアの本番環境での利用において先行する同社だけに、追従する各社に対するアドバンテージを磐石なものにするためにも、今回の日本語版発売は大きな意味を持っているものと考えられる。
《竹内充彦》
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